スウェーデン:ダニ媒介性脳炎のワクチン接種を受けていた9歳の男の子が、ダニ媒介性脳炎で死亡





「TBEワクチン接種済み」の9歳児がTBEで死亡

nyadagbladet.se 2024/07/03

”Fullvaccinerad” nioåring dog i TBE

9歳の子供がダニ媒介性脳炎(TBE)で死亡した。

その子供は「完全にワクチン接種を受けていた」ため、この病気に対して「十分な予防効果がある」と主張されていたにもかかわらずだ。

以前は全く健康だった 9歳の少年は、2023年10月に突然激しい頭痛で体調を崩し、ウプサラの小児救急治療室で治療を求めた。

その子は夏の間に何度もダニに刺されていたが、 TBE のワクチン接種を受けていたため「十分な防御」ができているとみなされ、医師たちは偏頭痛であるとの結論に達し、子供は帰宅させられた。

翌日、頭痛がさらに悪化したため児童と保護者が戻ってきて、レントゲン検査や神経学的検査が行われたが、頭痛の原因は見つからず、児童は再び帰宅した。

翌日、9歳の少年は突然激しいけいれんを起こし、小児集中治療室に運ばれたが、そこで死亡した。

ワクチン接種が適切な予防効果を主張していると信じられている場合、その子供は髄膜炎で死亡したと結論付けられる。

ウプサラ地域の感染管理ユニットマネージャーであるヨハン・ヘドランド氏は、「ワクチン接種を完了したスウェーデンの子供たちが TBE によって引き起こされる病気で死亡したという事例をこれまで聞いたことがありません」と言う。