記事には、
> 2023年に抗うつ薬を服用したスウェーデン人120万人のうち、70万人以上がSSRIタイプの製剤の投与を受けた。
とあり、SSRI が主流のようです。
SSRI は、人間が服用してはいけない薬剤の最たるものです(効果がないというより逆効果ばかり)。
(参考記事)「医学という名の悪の輪廻」:接種後の精神症状からSSRIの生み出す悪夢まで
In Deep 2024年2月5日
ジョアンナは抗うつ薬の服用をやめたとき、ひどい不安を抱えた。「枕に向かって真っすぐ叫んでいました」
svt.se 2024/05/23
Johanna fick svår ångest när hon slutade med antidepressiva: ”Skrek rakt ned i kudden”
抗うつ薬の処方は年々増加しており、昨年は 120万人のスウェーデン人が抗うつ薬を処方された。現在医師たちは、抗うつ薬から解放されるには何年もかかる可能性があると警告している。
ジョアンナさんは 8年間抗うつ薬を服用しており、抗うつ薬をやめるための 2度目の試みを行っている。彼女は医師の勧めに従い、1か月間減薬した。
「最悪の時は、あまりの強い不安感で真夜中に目が覚めて枕に向かって叫んでしまうこともありました」と彼女は言う。
現在、彼女は 3年間服用量を減らしているが、依然として集中力の低下、頭痛、倦怠感などの副作用に悩まされている。
特定の種類の抗うつ薬の服用を中止した場合に生じる副作用として「不安」が知られている。副作用は通常一時的なもので 2週間以内に止まるが、人によっては副作用が約 2~ 3か月以上続く場合もある。
(コメント / 「不安」と「自死念慮」の副作用がある SSRI が、今では、不安症やパニック障害にも処方されています。ちょっとした自死幇助行為です)
抗うつ薬をやめるのは難しい
精神科医であり心理療法士のヨハン・スティルンステット氏は、長年にわたり副作用を経験することは珍しいことではないと考えている。
「抗うつ薬をやめられなかったり、断薬に成功するまでに数年間苦労したりする人たちもたくさんいます」
国立保健福祉委員会の医療専門家であるアン・カトリン・カンツァー氏は、離脱によって副作用が生じる可能性はあるが、同時に新たなうつ病を発症するリスクもある、と考えている。
「一度うつ病を患ったことがある場合、抗うつ薬の断薬によって、さらに再発するリスクがあることはわかっています」
抗うつ薬の代替の欠如
スティアンシュテット氏は、抗うつ薬が一部の人々を助けることを指摘することは重要だと考えているが、あまりにも軽率に抗うつ薬が処方されていると考えている。
「私が主に懸念しているのは、医療における選択の自由の欠如です。多くの場合、提供されるのは薬だけであり、薬は感情的な生活に蓋をします」
アン・カトリン・カンツァー氏も、代替手段が不足していることに同意する。
「私たちは近隣諸国よりも多くの抗うつ薬を処方しています。ジレンマは、国内のいくつかの地域では心理療法などの他の治療選択肢が不足していることです」
(コメント / 要約すると、日本と同様で、精神科医には「うつ病に対して、抗うつ剤の投与しか治療法の選択がなく」、そして「抗うつ剤は、効かないばかりか、さらなるうつ病を誘発する」ということです)