バングラデシュで、過去38日間で74人が落雷により死亡

日本での年間の落雷による死亡数は平均で 13人ということですので、これは、相当な数です。





バングラデシュ全土で落雷により38日間で74人死亡:報告書

newagebd.net 2024/05/09

74 killed by lightning across Bangladesh in 38 days: report

ボランティア団体の報告書によると、過去38日間にバングラデシュ全土で 35人の農民を含む少なくとも 74人が落雷により死亡した。

プレスリリースによると、セーブ・ザ・ソサエティーとサンダーストーム意識フォーラム(SSTF)の研究部門は 5月9日にこの報告書を発表した。

報告書によると、4月には落雷により少なくとも 31人が死亡し、このうち男性が 20人、女性が 11人だった。

また、5月1日から 5月8日までに落雷により少なくとも 43人が死亡し、このうち男性が 34人、女性が 9人だったと発表した。

SSTFのラシム・モラ書記長は政府に対し、農家を落雷から守るために田畑に避難所を建設し、3月から 6月までの 4か月間落雷啓発プログラムを実施するよう要請した。

同氏は、ほとんどの国民は嵐の際に木の下に避難するのが安全だと信じていると述べ、それは間違いであり、人々は家や施設に避難しなければならないと述べた。

同団体はまた、作業中に空に暗雲が現れた場合には、できるだけ早く安全な場所に避難するよう農家に呼び掛けた。