南極沖で謎の水中の異常現象が再浮上
newsweek.com 2024/05/01
Mysterious Underwater Anomaly Resurfaces off Antarctica
捉えられた南極沖の異常なデータ
気象地図作成システムが、南極大陸とアフリカ南部の間でこの1カ月で2度目となる大きな波の異常を捉え、インターネット上での憶測を引き起こした。
同じ地域の波の異常は、チェコの企業インメトロ社が運営する気象アプリ「ベントゥスキー」によって 4月10日に初めて捕捉された。
当時、インターネット上の人々らは、この異常な海洋活動には宇宙人の関与などさまざまな説明ができるのではないかと推測している投稿もあった。
しかし、ベントゥスキーの広報担当者であるデービッド・プラントル氏はニューズウィークに対し、こま謎の塊は「モデルエラー」によるものだと語った。
ベントゥスキーは、米国海洋大気庁などの情報源から収集したリアルタイムデータを使用している。
別の大きな波の異常が 4月25日東部時間午前8時から地図上に現れ、最高点で 80フィート以上に達しました。次の 24時間にわたって、その形状は北に移動するにつれて広がり、拡散したように見えた。
今月初めに発見された波の異常はしっかりとした丸い形であったのに対し、最新の波の異常は三日月のような形をしているように見えた。
ベントゥスキーの広報担当者デービッド・プラントル氏は電子メールでの声明でニューズウィークに対し、2度目の異常も「以前と同じデータエラーの問題」によるものだと語った。
同社は、「異常はなく、この領域ではすべてが正常である」ことを示していると述べた。
プラントル氏は、この間違いはデータを提供しているドイツ国立気象局からのものであり、問題は現在対処中であると述べた。
ヴェントゥスキーの説明にもかかわらず、この異常性はすでにインターネット・ユーザーの間で広範な憶測を引き起こしており、単純なデータエラーであるという説明を受け入れない人たちも多い。
周波数型兵器という意見もあれば、UFO 説を語る人たちもいる。
ヴェントゥスキーは X に関する投稿で陰謀論者たちの主張を追い払おうとしている。