2023年の英国企業の「病気欠勤率」が、2019年以来 55%増加

 


病気休暇レポート 2024: さまざまな業界の状況

peoplehr.com 2024/03/27

Sick Leave Report 2024: How are different industries faring?

英国における病気休暇の現状

疾病レベルの上昇によってさまざまな業界がどのような影響を受けるかを詳しく調べるために、1,775以上の中小企業から記録された欠勤データを収集した。

全国的には、 2019年以来病気欠勤率が 55%増加していることが報告書で明らかになった。

2023年の各企業の病気休暇日数は平均 128日で、2022年の 120日と比較して 6%増加した。

英国全土における各企業の平均病気欠勤日数は次のとおりだ。

2019年 – 81 日間の病気休暇
2020年 – 97 日間の病気休暇
2021年 – 113 日間の病気休暇
2022年 – 120 日間の病気休暇
2023年 – 128 日間の病気休暇

調査では、全体的に病欠日のレベルが大幅に増加し続けており、その理由が企業全体で年々変化していることが浮き彫りになっている。

2023年に向けて病気休暇のレベルが全体的に上昇しているのは、スタッフが完全に回復するために休暇を取ることに対する偏見が薄れていると感じているためかもしれない。

しかし、それは、産業上、または個人または企業ごとの、燃え尽き症候群、ストレス、病気の一般的な増加など、より深刻な問題の兆候である可能性もある。

雇用主は従業員の疾病率を積極的に特定し、予防可能な問題をエスカレートする前に発見することが重要だ。

病気休暇を減らす他の方法には、病気に関するポリシーを定期的に示すこと、良好なワークライフバランスと休暇権利の最大限の活用を奨励すること、燃え尽き症候群を避けるために本当に病気の場合に病気休暇を取ることを思いとどまらせないことなどが含まれる。