イスラエル大使館前でアメリカ空軍兵士が焼身自殺

 


イスラエル・ハマスの戦争抗議活動で米空軍士がイスラエル大使館前で焼身自殺後死亡

AP通信 2024/02/27

US airman dies after setting himself ablaze outside Israeli Embassy in Israel-Hamas war protest

米空軍の現役隊員が、「もう虐殺には加担しない」と宣言しながら、ワシントンDCのイスラエル大使館前で焼身自殺をはかった後、死亡した。

警視庁は 26日、テキサス州サンアントニオ在住の25歳の空軍兵士アーロン・ブシュネルさんが負傷により死亡したと発表した。

事情に詳しい関係者が AP通信に語ったところによると、ブッシュネル氏は 25日午後1時少し前に大使館に歩み寄り、動画配信プラットフォーム「ツイッチ」でライブ配信を開始したという。

法執行当局は、男性が携帯電話を置き、その後加速剤を体内に浴びて火をつけたとみている。ある時点で、彼は「もう大量虐殺には加担しない」と述べたという。このビデオは後にプラットフォームから削除されたが、法執行当局はコピーを入手して精査した。(※ 映像等

この人物は進行中の捜査の詳細を公に語る権限を与えられておらず、匿名を条件に AP通信に語った。

空軍は 26日の声明で「昨日の事件に関与した人物は負傷がもとで昨夜死亡した」と発表した。

26日遅く、空軍はブッシュネル氏がサンアントニオ統合基地の第 531情報支援飛行隊のサイバー防衛作戦専門家であると発表した。2020年5月から現役を務めていた。

第7 0情報監視偵察航空団司令官セリーナ・ノイス大佐は次のように述べた。

「このような悲劇が起きると、空軍の全員がそれを感じます。私たちはブッシュネル上級航空士の家族と友人に深い哀悼の意を表します。」

デモ参加者たちは 26日夜、イスラエル大使館前でブッシュネル氏の通夜を行った。