イエメン国軍が、イスラエル占領地に「巡航ミサイル攻撃」を開始

 

(参考記事)イエメン海軍がイスラエル船舶を拿捕したことが確認される
 BDW 2023年11月20日


イエメン軍、パレスチナ人支援で占領地に「巡航ミサイル攻撃」

presstv.ir 2023/11/22

Yemen forces launch ‘cruise missile attack’ against occupied territories in support of Palestinians

イエメン国軍は、イスラエルの容赦ない侵略に苦しむガザ地区と占領下のヨルダン川西岸のパレスチナ人たちを支援するため、占領地へのさらなる攻撃を開始すると発表した。

「イエメン軍のミサイル部隊は…イスラエルの実体の様々な軍事目標に向けて巡航ミサイルを数発発射した」と軍は 22日の声明で述べた。

声明では標的を「占領下のパレスチナ南部のウンム・アル・ラシュラシュ」と明記している。

「イエメン軍はガザとヨルダン川西岸のパレスチナ人に対するイスラエルの侵略が止まるまで軍事作戦を継続する」と結論づけた。

この声明は、イスラエル政権が 10月7日以来ガザに対して継続的に行っている戦争の最中に発表され、これまでに約 6,000人の子供を含む最大 14,532人のパレスチナ人の命が奪われた。政権はまた、戦争開始以来、ヨルダン川西岸に対する攻撃を強化している。

イエメン軍は軍事作戦の開始後、占領地に対していくつかの作戦を実施した。

つい最近、イエメン軍はイスラエルの船を拿捕し、イエメン軍部隊がイスラエル企業が所有・運航するすべての船舶、あるいはイスラエルの領海を横切る可能性のあるイスラエル国旗を掲げた船舶を標的とすると警告を発した後、同船に乗っていた 52人を拘束した。

イエメン救国政府の情報大臣も同様に、レバノンのアル・マヤディーンテレビネットワークとのインタビューで、紅海を通過するすべてのイスラエル船舶は「正当な標的」であると強調した。

「我々は犯罪的な敵と取引しており、パレスチナ人に対する虐殺や大量虐殺を目の当たりにする者が中立であることは不可能である。したがって、我々はその敵に属するあらゆるものを標的にするつもりだ」とデイフラ・アル・シャミ氏は語った。