イタリアへの不法移民が 4倍になり、専門家たちは、今後、月に 50,000人が新たに到着すると警告している中、メローニ首相は非常事態を宣言した
rmx.news 2023/04/13
Meloni declares state of emergency as illegal migration quadruples, experts warn of 50,000 new arrivals a month
現在の傾向が維持されれば、月に最大 5万人の移民がイタリアに到着する可能性がある。
イタリアのジョルジア・メローニ政府は、不法移民の数が 4倍に増えたことに対応して、イタリア全土に非常事態を宣言し、急増する移民への対処を行おうとしている。専門家たちは、現在の傾向が続けば、イタリアは、この夏季に毎月最大 5万人の移民の到着を目にする可能性があると警告している。
イースターの期間だけでも、約 2,000人の移民が地中海のランペドゥーサ島に数隻のボートで上陸した。
この非常事態は、現状では、 6か月間に制限されている。この新しい措置は、危機に対処するための追加のリソースと資金を解放することを目的としている。
合計 500万ユーロ (約 7億3000万円)の緊急援助に加えて、最も影響を受けた地域に、追加の移民シェルターの建設も含まれる。
今年これまでに、イタリア内務省は、海上からの不法入国を 31,000件以上登録した。昨年の同時期には、その数は 7,900件だった。
しかし、本当の懸念は、今後数か月、気温が上昇し、海の状況が安定する中で、前例のない数の移民がイタリアに到着する可能性があることだ。
専門家は以下のように新聞に書いた。
「イタリアは、月に 50,000人、つまり 1日 2,000人弱の移民が海岸に到着する危険に直面している。3月だけで、上陸回数は 13,000ユニットを超えた。この数値が、海の状態がより多くの日数にわたって最適になる夏にどうなるかは、予測するまでもない」
「現状の増加傾向が年末まで予測される場合、イタリアは 12月31日の時点で 25万人以上の移民を抱えるリスクを負うことになる」
イタリア内務省によると、不法移民の最も一般的な出身国は、コートジボワール (17%)、ギニア (13%)、パキスタン (11%)、エジプトとチュニジア (それぞれ 8%)、バングラデシュ (7%) 、カメルーン(5%)、シリア(4%)となっている。 22%は、他の国から来たか、出身国が不明だ。