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[“体調不良訴える”子供増加…全園児の「3割」欠席 改めて感染対策の徹底を]という仙台の報道

 

その「感染対策の徹底」という方法論の根幹が間違っているから、コロナ以来ずっと惨状となっているんだろべ。手洗いとかうがいとか、オカルトも甚だしい。そもそも、それらに効果がありませんよ、というのがこの結果だと気づかないのですかね。このブログのタイトルそのものであります。

アフリカを見習う時期に来ています。

 


“体調不良訴える”子供増加…全園児の「3割」欠席 改めて感染対策の徹底を〈仙台市〉

FNN 2023/06/27

ここ最近、急な発熱など、体調の不良を訴える子供が増えています。仙台市青葉区の幼稚園では、先週、全ての園児の「3割」が欠席する事態となり、いま子供たちの感染対策を改めて徹底しています。

仙台市青葉区の愛子幼稚園。年少にあたる子供たちが在籍するこのクラスでは、6月27日、先生が絵本の読み聞かせをしながら、手洗いやうがいの大切さを直接、説明していました。

先生
「めんどくさーい。ピーマンちゃんそんなこと言っていると、手と口の中にバイ菌がやってきちゃうよ」

子供たちは手洗いやうがいの正しいやり方を教わると、早速、実践していました。

この幼稚園では、こうした感染対策を特にいま、徹底して子供たちに教えています。背景にあるのは、ここ最近、増加している子供たちの体調不良です。

保護者
「先週、高熱で1週間お休みしていました。検査どちらもしたが、インフルエンザとコロナと、どっちも出なかったと言われて」1カ月前からずっと風邪引いていて、治ったと思って、また幼稚園に来たら新しい風邪もらってきてひどくなって」

この幼稚園では5月下旬から発熱やせきなど体調不良を訴える子供が多くなり、先週には全ての園児の3割が欠席する日もありました。体調不良は特に年少のクラスで多く、27日に取材したクラスでは先週半ばに28人中18人が…。27日も10人が欠席する事態となっています。

愛子幼稚園 佐藤綾香 先生
「普通の風邪の子もいるが、今週に入ってからヘルパンギーナやRSウイルスとか感染症系の風邪を罹患する子もちょっとずつ増えてきました」

幼稚園では、こうした状況を受けて特に年少のクラスでは感染対策を繰り返し教えるように。表情など普段と違う様子の子供がいないかなど、より注意深く子供をケアするようにしています。

愛子幼稚園 佐藤綾香 先生
「幼稚園でできる限りの感染症対策ですとか、手洗い・うがい、食事指導とか気を付けながらしているのと、健康観察をこまめにするようには日々気を付けています」

[鹿児島県でインフル流行 6月は異例]という報道

 


鹿児島県でインフル流行 6月は異例 小児科は混雑「免疫力落ちた」

KKB 2023/06/23

子どもを中心としたインフルエンザの感染が広がっています。
鹿児島県内でも流行発生の注意報が出されましたが小児科では発熱した子どもたちの対応に追われています。

鹿児島市の「今村小児科アレルギー科」では開院30分前から子どもの発熱を訴える電話が相次いでいました。

クリニックでは2週間ほど前からインフルエンザの患者が増えていて発熱の症状がある患者は屋外のスペースで診察しています。

今村小児科アレルギー科今村直人院長
「6月にインフルエンザの検査をすること自体、今までなかった。学級閉鎖レベルで流行ってしまうのは初めての経験」

県は22日、全域にインフルエンザの流行発生注意報を出しました。

6月の発令は1999年の調査開始以来、初めてです。
県内91の医療機関から報告があった感染者の数は960人で前の週の2倍以上。

うち20歳未満が94パーセントを占めています。

今月18日までの1週間で県内の3つの小学校で学年閉鎖となりあわせて8つの小学校・高校で学級閉鎖が生じています。

今村小児科アレルギー科今村直人院長
「コロナの影響が何かしらあると思う。感染対策を徹底していた状況から5月から少し緩んだことも多少影響はあって。流行ってなかったのでみんなの免疫力が落ちた状況がある。そういうのが重なっているのかなと」

子どもがかかりやすい夏かぜの一種、ヘルパンギーナについても県内では「流行発生警報」が出されています。

今村小児科アレルギー科今村直人院長
「状況を見ながらですが、必要なときはマスクを着用する。手洗いや睡眠をしっかりとって体力を落とさないことが大事だと思う」

[同時多発流行!?インフル、溶連菌、RSウイルス…新型コロナは全国で4万人超え]という報道

なあ、先生がたよ……。そろそろ素直に原因を語ろうぜ。

[参考記事] 世界中に広がる子どもの免疫消失 : オーストラリアでもコロナ、インフルエンザ、RSウイルスの3種のウイルスに「重複感染」して入院する赤ちゃんが急増
In Deep 2022年7月2日

これが 1年前の記事ですので、「事態は悪化している」ということになります。


【警報】ヘルパンギーナだけじゃない? “同時多発流行”!?インフル、溶連菌、RSウイルス…新型コロナは全国で4万人超え

FNNプライムオンライン 2023/06/23

東京都内の内科クリニックにできた、親子連れの長い行列。

診察の様子を取材すると、聞こえてきたのは、ある病名でした。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤 博道院長:
喉の所見は結構赤みが強くて、感染状況も考えると、“ヘルパンギーナ”の可能性があります。

子どもがかかりやすい夏風邪の一種である「ヘルパンギーナ」。
発熱や口の中に水泡ができ、重症化の可能性もある感染症ですが、今、大流行の兆しを見せているのです。

22日には東京全域に4年ぶりとなる「ヘルパンギーナ警報」が発令。都の会議によると、都内1週間のヘルパンギーナ患者は、1医療機関あたり6.09。基準値の6人を上回りました。

また、全国的にも、全域や一部地域で、警報の基準値を超えたのは26都府県に上ります。

幼稚園などが、休園を余儀なくされたというケースも。

都内にある保育園「キャンディパーク保育園2号」を取材すると、6月に入り感染が拡大。各クラス5人から10人が夏風邪で休んでいたといいます。

ヘルパンギーナには有効なワクチンや予防法がなく、しかも原因となるウイルスはアルコール消毒では防ぎづらいため、園側は、手洗いやうがいなどの対策をさらに強化(※注 /  感染状況を悪化させる方法論です)

全ての部屋に空気清浄機を設置し、換気も入念に行います。

ヘルパンギーナだけではない? 他の感染症も同時多発

感染が広がっているのは、ヘルパンギーナだけでは、ありません。東京・大田区の「六郷こどもクリニック」では、発熱外来に絶え間なくやってくる子どもの姿が。

六郷こどもクリニック 伊藤葉子院長:
例年は(暑くなる)6月ぐらいになったら患者さんが減るはずだったのですけれども、5月に比べて、3割~4割ぐらいの患者さんが増えていると思います。

子どもたちは熱や、喉の痛み、鼻水などを訴え、コロナやインフルエンザなどの検査が行われていました。

その中で確認されたのは、高熱や喉の痛みなどを発症する「溶連菌感染症」。

他にも、主に呼吸器に感染し、症状が軽い風邪のような場合もあれば、重い肺炎にまで重篤化することもある「RSウイルス」なども確認されました。

六郷こどもクリニック 伊藤葉子院長:
インフルエンザの陽性の人もいるし、コロナの方もいますし、溶連菌とかアデノとか、RSとか検査して見つかる人もいます。子供の熱の9割以上はみんな風邪、感染症だと思いますので。

大人も決して油断できません。

東京・北区にある「いとう王子神谷内科外科クリニック」では、大人にも「RSウイルス」の波が押し寄せているといいます。さらに、家族でヘルパンギーナに感染したという人も。(※注 /  もうもう…)

なぜ、年代問わず様々な感染症が広がっているのでしょうか?

伊藤博道院長は、背景にあるのは、“3年を超えたコロナ禍”だといいます。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤 博道院長:
(今まで)コロナ対策含めてですね、感染に対する意識が高かったと、本来、少しずつウイルスに接したりすることによって、免疫を鍛える機会があったはずなのに非常に少なかった。そのため免疫がだいぶ弱まって薄れていた。

長いコロナ禍での徹底したマスク習慣や、外出自粛による運動不足で免疫力が低下。その中で、新型コロナが5類に移行し、社会活動が活発になったことによって、感染症が急拡大しているといいます。

そして今、再び新型コロナの感染も拡大しています。

モデルナ・ジャパンが公表している新規感染者数の推計値を見ると、21日には全国で4万3355人にまで上昇。

感染制御学を専門としている東邦大学の小林寅喆教授は…。

東邦大学 小林寅喆教授:
去年に比べて、ピークほどではないものの、じわじわと増えていっているという状況にはあると思います。その背景にはやはり5類に変わって人の動きがだいぶ解放された。それに伴って、新型コロナも徐々に増えているというのが今の現状だと思います。

Q.今までと比べて症状は?

東邦大学 小林寅喆教授:
今までに比べると重症化する人はかなり少なくなってきていると思います。症状はかつて私たちが経験してきたような風邪の症状に非常に近い状況になっていると。ただ、重症化する高齢者や基礎疾患を有する方にはまだまだ危険な状況ですので、そういう方たちには「うつさない」ということも、重要な対策になるということです。 (※注 /  「うつさない」と来ました。それはどうやったらできるの?)

Q.新型コロナやインフルエンザで学級閉鎖も起き始めていますが、ヘルパンギーナでも起こる可能性があるのでしょうか?

東邦大学 小林寅喆教授:
ヘルパンギーナにつきましては、学校保健安全法による出席停止期間というのはもうけていません。ただこれも今までの風邪と同じようにクラスの多くが感染して授業が進まないということであれば、学級閉鎖もしていかなくてはならないことも生じると考えていいと思います。

Q.重症化する前に病院に行くことがまず大切になってきますか?

東邦大学 小林寅喆教授:
若い人は症状が軽いので、病院に行きたがらない。診療も公費負担ではなくなっているので避けるかもしれませんが、やはりきちんと調子が悪いときは病院にいく、もしくは自発的に休むと。そのことによって、リスクの高い人たちに感染を広げない、うつしていかないというような形をちゃんと取っておくと。また、基本的な感染対策もこれから取っていくということも大事な点だと思います。

コロナ病床が満床となった石垣島の病院の院長、「破綻近い」

 

(参考報道)沖縄で新型コロナが急拡大。入院患者が500人を超え、救急制限も (2023/06/22)


八重山病院「破綻近い」 コロナ病床満床、観光客も加わり100人超が救急受診 感染対策の徹底呼び掛け

琉球新報 2023/06/23

沖縄県立八重山病院の和気亨病院長は22日、石垣市の院内で緊急の記者会見を開き、市内で新型コロナウイルスの患者が急増し「医療が逼迫しつつあり、このままでは破綻する」と訴えた。

和気病院長は住民らに向けて、密室でのマスク着用や手指消毒など基本的な感染防止対策を再度徹底するよう強く訴えた。

八重山病院にはコロナ専用病床が10、重症者用が1の計11床あるが、現在は満床状態となっている。ここ1週間で感染者が急増し、地元住民だけではなく観光客が感染する事例もあるという。

発熱などの救急受診者が増え、平常時は1日40~60人程の受診者だが、17日は100人超となり、八重山病院の人員で患者を診られる限界に近い数に達した。

22日時点で一般診療に影響は出ていないというが、このままでは近く「医療が破綻する」と警鐘を鳴らした。週明けからは面会禁止とすることを検討している。

和気病院長は「病院は悲鳴を上げている。感染が広がらないよう各自が生活を見直してほしい」と述べ、感染防止対策の徹底を繰り返し強調した。

発熱時は市販の解熱剤を飲み、平日はかかりつけの病院に行くなど、八重山病院の救急医療を維持するための協力も求めた。

タイでのデング熱の症例が急増。患者数は昨年比380%に

 

海外旅行なども行く人も言えていますが、お気をつけ下さいね (基本的には気をつけようがないですが)。

なお、このタイの報道には、症状がある場合、NSAIDs (イブプロフェンとかアスピリンなど)を自主判断で服用しないようにとあります。消化管内で出血を引き起こす可能性があり、事態を悪化させるようです。


デング出血熱、190万人以上急増 17名が死亡 深刻な流行傾向

thansettakij.com 2023/06/20

โรคไข้เลือดออกป่วยพุ่งกว่า1.9หมื่น เสียชีวิต17ราย แนวโน้มระบาดหนัก

アヌチャ・ブラパチャイシリ首相政務担当事務次長は、タイ疾病管理省によるタイ国内のデング熱の状況を明らかにした。 1月1日から6月7日までの報告では、19,503人の感染者と 17人の死亡者が判明した。

疾病管理省は、デング熱が蔓延する年のサイクルに従うと、2023年には再び流行が再発すると予測している。また、この時期のデング熱の状況では、患者数が多くなる傾向にある。

この時期はタイの多くの地域で雨が降るため、さまざまな容器内の水が蚊の温床となりやすい。

疾病管理省の最新報告書によると。2023年のデング熱患者数は 2022年の 3.8倍だった。

罹患率が最も高かった年齢層は 5~ 14歳で、次に 15~ 24歳だった。

死亡した患者の危険因子は次のとおりだ。

・入院が遅かった
・肥満
・NSAIDs (解熱鎮痛剤)を服用していた
・基礎疾患がある

特に先天性疾患のある人、肥満の人、高齢者、5歳以下の子供たちは蚊に刺されないようにする注意する必要がある。

また、高熱、頭痛、筋肉痛、目の痛み、体幹や四肢の出血斑がある場合、自分で薬を購入して服用しないでほしい。特にイブプロフェン、ジクロフェナク、アスピリンなどの解熱薬(NSAIDs)を自主判断で服用してはいけない。

これらの一連の薬剤は、消化管内で出血を引き起こし、治療が困難となる危険性がある。

発熱がある場合は、すぐに医師の診察を受ける必要がある。

アメリカで性感染症の増加により抗生物質が不足しており、子ども用のペニシリンは6月で枯渇するとファイザーが発表

 


ファイザー、子供向けの長時間作用型ペニシリンの不足が迫っていると警告

medicalxpress.com 2023/06/16

Pfizer warns of looming shortage of long-acting penicillin for kids

ファイザー社は今週、長時間作用型の注射可能なペニシリンであるビシリンの不足が差し迫っていると医師らに警告した。

ビシリン注射よりもアモキシシリンなどの代替薬が好まれるため、この薬は子供には一般的に使用されないと同社は声明で説明した。そのため、製造上の問題が続いている一方で、ファイザーは、性感染症である梅毒の治療にビシリンが推奨されている成人向けの薬剤を優先する予定だ。

米国疾病管理予防センターによると、梅毒の罹患率は増加しており、2021年には 30%以上増加した。

成人用のビシリンも不足する可能性はあるものの、入手できなくなることは予想されていない。しかし、ビシリンの小児用バージョンは 6月末までに枯渇する可能性が高いとCNNが報じた。

CNNの報道によると、 FDAは声明で「特定の製品が入手できないことが医療提供者や患者に与える可能性のある潜在的な影響を認識している」と述べた。

 

ついに野球少年までも二十度代の気温で…

 

6月17日の静岡の気温 (通報があったのは午前9時)


熱中症か…少年野球開会式中に13人が体調不良訴える 3人を病院に搬送 静岡・焼津市

静岡朝日テレビ 2023/06/17

17日午前9時過ぎ、「12歳の少年が開会式中に倒れた。複数人いる」と消防に通報がありました。消防によりますと、静岡県焼津市の焼津市総合グラウンド野球場で開催されていた少年野球の開会式中に、13人が熱中症のような症状を訴え、このうち3人が病院に搬送された、ということです。3人はいずれも軽症です。