東アフリカで続く豪雨による洪水で、ケニアとタンザニアで200人近くが死亡

 

以下のあたりが 3月から長く続く大雨にも見舞われているようです。ご紹介すのは、タンザニアについてですが、ケニアでも鉄砲水で 32人が死亡したと報じられています。





タンザニアで鉄砲水で少なくとも155人が死亡

CNN 2024/04/25

Flash floods kills at least 155 people in Tanzania

タンザニアで、洪水により 155人が死亡、少なくとも 236人が負傷したと同国のカシム・マジャリワ首相が 4月25日に発表した。

マジャリワ首相は首都ドドマのタンザニア議会で、1万戸以上の家屋が被害を受け、20万人以上が影響を受けたと語った。

首相は「強風と洪水、土砂崩れを伴うエルニーニョによる大雨が国内各地で悪影響を及ぼしています」と付け加えた。

「これらには、人命、農作物、住宅財産、道路、橋、鉄道などのインフラへの被害が含まれます」とマジャリワ氏は述べた。

洪水は東アフリカのタンザニアと国境を接するケニアにも影響を与えた。

国連人道問題調整事務所(OCHR)によると 、4月23日の時点でケニアでは洪水により少なくとも 32人が死亡した。

ケニアでは 3月中旬以来大雨が記録されているが、過去 1週間で豪雨が激化し、大規模な洪水が発生し、約 10万3,500人が影響を受けた。

ケニア赤十字社は、3月に洪水が発生して以来 188件以上の救助を行ったと発表した。ケニアの首都ナイロビの一部の道路は 4月23日に閉鎖され、いくつかの地区が水没したままとなっている。ケニア鉄道も全国で通勤列車の運行を中止した。