中国の民間調査で「中国人の7割が、2022年末までにコロナ感染していた」ことが判明

 

ここに以下のような回答があります。

> 「一度感染し回復したが、また感染した」は0.2%で…

> ■回復後にやりたいこと、旅行がトップ


7割弱の中国人、22年末までにコロナ感染

NNA 2023/01/20

7割近い中国人が昨年末までに新型コロナウイルスに感染していたことが、中国市場調査会社の艾瑞諮詢(アイリサーチ)の調査で分かった。

艾瑞諮詢は昨年12月28~30日にインターネットを通じて調査を実施。有効回答数は1,062件だった。

感染経験に関する質問で、「感染し、既に回復した」と答えた人は40.1%。「現在感染している」は26.7%、「一度感染し回復したが、また感染した」は0.2%で、3つの回答の合計は67.0%となった。「感染していない」は33.0%。

どのような症状が出たかを聞いた質問(複数回答可)では、せきが75.8%、熱が65.2%、全身の痛みが60.1%などとなった。陰性に戻るまでに要した時間は、「6~7日」が最多の38.0%だった。「10日以上」も11.3%あった。

政府が推奨している4回目のワクチン接種を行うかに関する質問では、「行わない」と答えた人のうちの未感染者は10.8%。一方、「行う」と答えた人のうちの未感染者は41.5%だった。感染していない人ほど接種意欲が高いことが明らかになった。

■回復後にやりたいこと、旅行がトップ

回復後に行いたい消費活動を尋ねた質問(複数回答可)では、「旅行」が57.3%で最多。「服飾品の購入」と「飲食・食品購入」がともに52.8%で続いた。

回復後の人々が国内消費の拡大を促進できるかとの問いに対しては、「促進できる」が83.8%となり、「促進できない」(16.2%)を大幅に上回った。