[米電力施設に破壊工作相次ぐ、右翼過激派の仕業か]という報道

 

右翼ではなく……。

[参考記事] アメリカでは今年だけで「電力インフラへの人的攻撃」が100件以上起きている。最近の変電所攻撃は「故意に停電を発生させるため」だと専門家たちは推定
地球の記録 2022年12月15日


米電力施設に破壊工作相次ぐ、右翼過激派の仕業か

AFP 2022/12/28

米西部ワシントン州で先週末、電力施設4か所で破壊工作を受け、右翼過激派が全米で恐怖心をあおり、内戦を誘発しようとしているのではないかとの懸念が高まっている。

地元警察は27日、タコマで25日に電力施設が破壊工作を受け、1万4000世帯で停電したと発表したが、容疑者に関する情報は明かさなかった。

25日に破壊工作を受けた電力施設のうち2か所を所有するタコマ公益事業は、連邦の警察機関から12月上旬に同社の送電網が脅威にさらされていると警告されていたと明らかにした。

ピアース郡保安官事務所は27日、破壊工作を受けた電力施設の近隣住民に情報提供を呼び掛けた。

同事務所は25日、現在捜査中で逮捕者はおらず、組織的な攻撃かも不明だと述べた。同事務所によると、ワシントン州とオレゴン州、ノースカロライナ州でも同様の事件が起きている。

当局は、人種間の対立を図るネオナチが電力施設を標的にしていると警告していた。

米メディアが国土安全保障省の1月の情報として報じたところによると、暴力的な過激派は少なくとも2020年以降、電力施設を攻撃するという具体的な計画を立てており、送電網を格好の標的だと認識している。