ハンガリー政府が、4月末までの「食料価格固定」を発表

 

(※) ハンガリー・トゥディによりますと、価格が固定される食品は、砂糖、牛乳、ひまわり油、鶏胸肉、骨なし豚足、鶏のしっぽ、砂糖、小麦粉、卵、などだそうです。


記録的なインフレにより、ハンガリー政府は食料価格を固定

InoTV 2022/12/17

Le Figaro: из-за рекордной инфляции правительство Венгрии зафиксировало цены на продукты

11月のハンガリーのインフレ率は 22.5%に達したが、主な打撃は食料価格にあった。

この中で、ハンガリー当局は食料主要製品の価格を固定することを決定し、この上限価格の固定を 4月30日まで延長した、とフィガロ紙は書いている。

ハンガリー政府は、牛乳、小麦粉、バター、卵、ジャガイモなどの価格水準を 4月30日まで固定することを決定した。これは、11月に 22.5% に達した高いインフレ率によるものだ。

ハンガリーは現在、リトアニアに次いで、欧州連合のどの国よりも最大の物価上昇を経験している。

この水準は、ハンガリーが資本主義に移行し、最大 40%のインフレを経験した 1990年代以来見られなかった。しかし、それでも、その際の食品のインフレ率は現在ほど高くはなかった。

フィガロ紙の記者は、月額 300 ユーロ (約4万3000円)の年金を受け取る低所得者層にとって、状況は特に困難であると述べている。また、アナリストたちは、最も貧しい人々のインフレ率は最大 30%であると指摘した。