真夏を迎えたオーストラリアで「本格的な雪」。例外的な異常気象が続く

 

57年ぶりの夏の寒波らしく、しかしオーストラリアは現在、農業の最盛期に向かっていると思われるので……大丈夫でしょうか。


夏が始まる数日前にオーストラリアの3州で雪が降る

news.com.au 2022/11/23


ニューサウスウェールズ州アルパインのペリッシャーは、一晩でゲレンデに 25cm という驚異的な積雪を記録した。

夏が正式に始まるまであと数日だが、オーストラリアのいくつかの州の住民たちは、氷点下の気温と一面の新雪と共に目覚めた。

気象局によると、ニューサウスウェールズ州の高山地帯での寒波は 11月24日まで続くと予想されている。

ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州のスキーリゾートでは、10月の降雪シーズンが終わって以来、最も大きな降雪量が報告された。

11月23日の朝、ニューサウスウェールズ州アルパインのペリッシャーは、一晩でゲレンデに 25cmという驚異的な雪が降ったことを記録した。

最新のパウダーダンプでは、過去 1週間で合計 42cm の驚くべき積雪があった。

あと 1週間で、季節は夏を迎える。

ペリッシャーの 11月24日の日中の最高気温は 12℃になるが、夜は 1℃ まで下がり降雪があると予測されている。

ペリッシャー近くのスレドボのリゾート地では、スキーシーズンが終わってから 1か月以上経った11月23日、住民たちは、氷点下の気温と 16cmの新雪で目覚めた。

これらの場所では、今週、気温が再び氷点下になると予測されており、さらに雪が降る可能性があると予測される。

キャンベラの住民たちは、11月23日日に 9℃という極寒の気温で目が覚めた。

さらに南にあるビクトリア州ブラー山では一晩で 19 cm の雪が降り、住民は翌日にもまだ雪が降っていると報告した。

夏が近づいているという事実にもかかわらず、ビクトリア州のブラー山では過去 2日間で 30cmの新雪を記録した。

オーストラリア国内の他の場所では、人々が、極端な洪水、熱波、モンスーンの脅威と戦っている。

気象学者のアリソン・オズボーン氏は、新年に向けて厳しい天候がオーストラリアのすべての地域に影響を与えると警告した。

「今シーズン、それがオーストラリアのどこであっても、ある種の極端な気象現象から免れられることはほとんどありません」と彼女は警告した。