猛暑が続く大阪で、子どものインフルエンザ流行が「過去に見られない時期」に多数発生していると報告

 

[参考記事] コロナワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDSとも)への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに
In Deep 2022年5月4日


【感染症ニュース】インフルエンザ患者報告数 大阪府全域で増加 今後の状況に注視必要

感染症・予防接種ナビ2022/07/28

大阪府でインフルエンザ患者の報告があがっています。

大阪府感染症情報センターが公表した、感染症発生動向調査週報 (速報)によると、2022年 第29週(大阪府インフルエンザ定点300医療機関からの疾患報告 7月18日~7月24日)のインフルエンザの患者報告数は、先週と比べ39%増の104例の報告がありました。

報告例のうち、56.7%が10歳から29歳だったとのことです。

 大阪府では、

・第27週(7/4-7/10) 17例
・第28週(7/11-7/17) 75例
・第29週(7/18-7/24) 104例

と患者報告数が増加しています。

大阪府感染症情報センターは、「大阪府の東部・南部や大阪市などで、インフルエンザ患者の報告がされています。この季節での報告は、過去にみられない状況です。今後、持続的に報告数が伸びてくるようであれば、注意が必要です」としています。

ここ2年間、大きな流行をみせなかったインフルエンザですが、流行はあるのでしょうか。

感染症の専門医は…

感染症の専門医で、大阪府済生会中津病院の安井良則医師は「大阪府全域で、インフルエンザの季節外れの患者報告があがってきています。

警報基準を超えている訳では無いですが、ここ最近、流行がみられなかったため、一度、流行が始まれば、大きな流行につながるおそれもあります。インフルエンザの流行は学校・幼稚園などでの感染が大きな割合を占めます。

しかし、学校などが、夏休み期間に入るため、大きな流行にはならないと予測しますが、今後の報告数の動向は、注視する必要があります。

また、医療関係者の方は、インフルエンザの患者の報告が上がっている地域があることを念頭に置きながら、診察にあたる必要があります」としています。