岡山県の旭川水系ダムの貯水率が減少し、20年ぶりの第一次取水制限へ

 

岡山の今後の天気予報。雨は少なそうです。

RSK


旭川水系ダムの貯水率減少 このまま回復しなければ約20年ぶりの第一次取水制限へ【岡山】

RSK山陽放送 2022/06/24

梅雨にも関わらず雨が少ない状況が続き、ダムの貯水率も減少しています。水不足が顕著になるなか、旭川流域では来月4日から第一次取水制限が実施される事になりました。

岡山市北区建部町と吉備中央町にまたがる旭川ダムです。岡山県では今年5月以降の降水量が、ここ10年の平均の5割ほどにとどまっています。

旭川流域にある2か所のダムの合計貯水率は35.6%と、渇水の目安である40%を下回っています。

24日、国や県などで行われた会議では「今後調整を行わなければ、来月中に貯水量がゼロになる」として、農業用水などを30%カットする第一次取水制限を行う事を決めました。

(岡山河川事務所 大作和弘所長)
「やはり水資源には限りがありますので、県民には節水に取り組んでいただくとか、水を大切に使っていただけたら」

このまま貯水量が回復しなければ、第一次取水制限は来月4日から始まります。旭川水系で取水制限が行われた場合、2002年以来、約20年ぶりです。