「本当に農業者が苦しい」家畜のえさは4割高騰 JAが岡山県に支援要請
RSK 山陽放送 2022/06/03
穀物など原材料価格の高騰によって、家畜のえさなどが値上がりし農家の経営を圧迫しているとして、JAグループ岡山は県に緊急の支援を要請しました。
JA岡山中央会の青江伯夫会長らが、伊原木知事に要請書を手渡しました。
JAによりますと、ウクライナ情勢などによる世界的な原料価格の高騰で、家畜のえさの価格は約4割上がったほか、肥料や燃料の価格も上昇していて、今後経営が立ち行かなくなる農家が出てきかねないということです。
岡山県に対して農家への支援策を講じるとともに、原材料の安定供給を国に働きかけてほしいと求めました。
(JA岡山中央会 青江伯夫 会長)
「本当に農業者の農業経営が苦しい、明日困っていることに耳を傾けていただき、即刻、スピーディに対応していただければ」
要請書を受け取った岡山県は、補正予算での対応も含めて支援策を検討していきたいとしています。