まあ、79歳とありますし、がんになること自体は普通のことですけれど、日野日出志さんは、漫画家として『蔵六の奇病』とか、子どもなら誰でもトラウマになるような作品を残したことで有名でした。
ただ、私自身は、日本のノイズユニット「非常階段」が、この「蔵六の奇病」をレコードジャケットにしていたことで知った次第です。
非常階段 – 蔵六の奇病(1982年)のジャケット

ノイズというジャンルが日本から出現したことを示唆する、どうしようもないアルバムで、まさにアンダーグラウンド世界のひとつの「連綿」とはいえます。でもまあ、すごいことですけれど。
ところで、日野日出志さんの Wikipedia を見ますと、
> 旧満州チチハル市出身、東京育ち。埼玉県所沢市在住。
とあり、「ああ、所沢の人なんだ」と自分の生きている場所を知った次第です。
ホラー漫画界の重鎮、膵臓がん公表 年明けに手術へ「天命として受け入れるしかない」
日刊スポーツ 2022/11/06
「蔵六の奇病」「地獄変」などの作品で知られるホラー漫画家の日野日出志氏(79)が6日までにX(旧ツイッター)を更新。膵臓(すいぞう)がんを患っていることを公表した。
日野氏は「膵臓癌を宣告された」と切り出し、「幸い転移が無いので年明けに切除することになった」と手術を受けることを報告。「年内いっぱいは抗癌剤の点滴と飲み薬で癌の縮小と拡大を食い止める治療を続ける予定だ」と今後の治療について説明した。
続けて「無茶な酒とヘビースモーカーの末路である。全ては自己責任」と日野氏。「天命として受け入れるしかない。この歳まで生きたことを感謝しよう」との思いをつづり、多くのファンからエールや回復を願うコメントが寄せられた。
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ちなみに、この日野日出志さんが「監督した映画」がありましてね。「ギニーピッグ2 血肉の華 (1985年)」という映画なんですが、私は、当時、偶然見てしまいまして。
ものすごい映画でした。ちょっと異常な(スナッフフィルム的)完成度で。Wikipedia – ギニーピッグには以下のような下りもあります。
> 俳優のチャーリー・シーンが友人から借りた『ギニーピッグ2 血肉の華』をオフの日に観賞したところ、見たこともない凄惨なシーンに思わず驚愕し、これは本物のスナッフフィルムではないかと疑いFBIに通報したというエピソードが存在する。
特撮技術が完ぺきだっただけに、本当なのか特撮なのかわからないといった部分があり、若かった私は、やや震えていました。
確か当時は日野日出志さんの名前はクレジットされていなかったと思いますが、よくおぼえていません。