ヒップホップを聴き始めて、わりとすぐの頃に知ったのが、X-Ecutioners というスクラッチ・ユニットで、そして、とても気に入ったのが、その 4人のメンバー中のひとりであるロブ・スウィフトという人でした。
その人が 1999年にリリースした「The Ablist」というソロアルバム (フルアルバムが YouTube にあります)をレコード屋で見つけたのが、その 1999年頃でしたかね。
買った理由は、「ジャケットの人の顔が気に入った」こともあります。
アルバム全体としては、基本的に、ソウルなどに準じたリズム感の強いヒップホップアルバムなのですが、X-Ecutioners のアルバムでもそうなんですけれど、好きというより、ロブ・スウィフトには「一種尊敬に近い念」を当時は持っていましたね。
何だかこう…音楽からも本人の顔からも修行僧みたいな雰囲気を強く感じていまして。
私は、実は「尊敬している人」というのが、驚くほどいなくて、まあ、人生の中で 3人もいるかどうかですが、ロブ・スウィフトはその一人の方ですね。
別にそれを意識していたわけではないですけれど、私が尊敬に至る人物というのは、結果としてですが、もちろん、それに値する何らかをしているということがあるのですけれど、その他に、
・眼光に特徴がある(鋭くても、ぼんやりししても)
・白人種ではないこと
などがあります。
尊敬している後の 2人は、全然関係ないジャンルの人たちなので書きませんけれど、一般的には、あまり知られていない人ばかりかもしれません。
ともかく、この The Ablist というソロアルバムもこのジャケットの眼光で購入したようなものです。眼がいい。
The Ablistのジャケットより

そのアルバムの中に、ほとんど前衛にも近いヒップホップが収録されていまして、以下がそれです。
Rob-Swift – Something Different (1999)
それから、何年も十何年も経って、この世に Wikipedia というようなものも出てきて、初めてロブ・スウィフトの生い立ち等を知りますが、他の多くの DJ たちのようにストリートから出てきたと思っていたのですけれど、ニューヨークの大学を卒業していて、それから音楽活動に入ったようです。
その後は、ニューヨーク市の大学の教授をやっているそうですけれど、まあ、ご健在で良かったです。相方とも言えたロク・ライダというロブ・スウィフトの最大の相棒だった DJ は、16年前に亡くなっていますから。
今でも、ロブ・スウィフト関係のアルバムは、ほぼ持っていると思いますけれど、今はレコード(アナログ)を聴く環境にないですので、どこかに仕舞われたままです。