オランダの貨物船がイエメン近郊の海域で発射元不明の弾道ミサイル攻撃を受けて炎上





アデン湾でミサイル攻撃によりオランダの貨物船が炎上

fullavantenews.com 2025/09/30

Missile Strike Ignites Dutch Cargo Ship in Gulf of Aden

英国の海上警備会社アンブリーの報告によると、今週初め、イエメンのアデン南東約 120海里の海域で、オランダ船籍の貨物船が襲撃された。英国海事貿易局(UKMTO)は、軍筋からの情報として、船舶が正体不明の飛翔体に撃たれ、その後炎上したとの報告を裏付けた。

UKMTOは、船長が船体周囲に煙が漏れるという報告の前に遠くで水しぶきが上がったのを確認したと指摘した。

EOSリスクグループの海上安全保障アナリスト、マーティン・ケリー氏は、標的となった船舶がMVミネルヴァグラハト号であると特定し、少なくとも 1発の対艦弾道ミサイル(ASBM)の命中を受け、船内で大規模な火災が発生したと述べた。

興味深いことに、この事件発生当時、当該船舶は自動識別装置(AIS)をオフにしていた。ケリー氏は、最後のAIS信号は攻撃を受けるわずか前日にジブチから発信されていたことを指摘し、同船舶が検知されずに航行していたことを示唆した。

今回の攻撃は、MVミネルヴァグラハト号がこのような攻撃に遭遇したのは今回が初めてではないという憂慮すべき事態を示している。わずか数日前の 9月23日にも、ジブチに向かう航海中に別の脅威に遭遇している。その時は、近くの別の船舶が爆発音と水しぶきを近くで目撃したと報告している。

今回の攻撃について、まだ犯行声明を出しているグループはないが、ケリー氏は、フーシ派が 2025年に入ってからこれまでに 5回攻撃を試みており、今回が 3回目の成功であると強調した。

これには、7月に紅海で「マジック・シーズ」や「エタニティC」といった船舶が沈没した過去の事件も含まれる。また、アデン湾における戦闘の成功例としては、2024年7月にシンガポール船籍のコンテナ船「ロビビア」が2発のミサイル攻撃を受けて以来、初めてであるとも述べた。