(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。
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Ian Dury & The Blockheads – Sex & Drugs & Rock ‘n’ Roll(1977)
二十代のはじめの頃、結局、私は音楽をあまり知らない人でして、self23 という表現団体をやっているときに、舞台の手伝いで来てくれた女性に、「オカさん、イアン・デューリー好き?」ときかれまして。
「誰それ」
と言う他はなかったんですが、ロック的な音楽を好きな人には常識的に好きな曲のひとつに、その人のバンドの「 Sex & Drugs & Rock ‘n’ Roll 」というのがあって、その女の子にレコードを借りて聴いたんですが、まあいい。
「ふーん、これが今の若者たちが好んで聴くような音楽なんだ」と(私自身、若者でしたが)、わりと好感を持って聴いていたものでした。以下の曲です。ライブ風ですが、プロモです。
これは self23 の初期のある公演の客出し(公演が終わった直後に流れる音楽)に使ったのですけれど、客席では、この曲に乗って踊っている女の子なんかもいて、「へえ、いいもんだな」と思いました。
ずいぶん後に知った話ですが、たとえば、日本語のイアン・デューリー – Wikipedia の冒頭は、以下のように始まります。
> 1942年にロンドンのハーロウに生まれた。7歳の時に小児麻痺を患い、左半身が不自由になり、障害者のための施設と普通校を行き来する。
英語版の Wikipedia を見ますと、ポリオだったようで、以下のようにあります。
> 1949年のポリオ流行の際、ポリオに感染したと考えられている。トゥルーロの王立コーンウォール病院で6週間の隔離生活を過ごした後、イアンは救急車でエセックス州のブラック・ノトリー病院に移送され、そこで18ヶ月間、体力と運動能力の回復に努めた。ポリオによって左半身に麻痺が生じ、それが永久的な障害につながった。
ともかく、Sex & Drugs & Rock ‘n’ Roll は全英チャート2位となり、ロックスターとなったのでした。
障害というのも、程度の問題はありますけれど、問題とせず好きなことをやるのはいいですよね。
私なんかも、メンタルの面では何十年も障害のほうに属する人ですけれど、問題にしたことはないですもの。