福島県で天然記念物に指定されている樹齢400年以上のイチョウの大木が根元から倒れる

 


大越・長源寺の大イチョウ倒れる 強風の影響か 福島県田村市

福島民報 2021/12/14

13日午後0時25分ごろ、福島県田村市大越町下大越の長源寺にあるイチョウの大木が根元から倒れた。寺の関係者によると、当時は強い風が吹いていた。けが人や家屋への被害はなかった。

イチョウは樹齢400年以上とされ、高さは約38メートル、幹回りは約6・5メートル。市の天然記念物に指定され、地域のシンボルとなっていた。

イチョウは保存会が手入れしており、会長の渡辺静壱さん(74)は「強風なので心配していた。まさか倒れるとは」と残念がった。寺の住職白鳥政夫(せいゆう)さんは(72)は「自然災害だから仕方ない」と話した。