オートストリア政府が「14歳以上にワクチン接種義務」と発表

 

(※) 報道の中に、現在行っているロックダウンにより「…新たな感染者の数が半分以下に減るなど効果が出たとして…」とありますが、死者数は以下のようにノンストップで上昇しています。

オーストリアの死者数の推移 (7日移動平均 / 過去半年)

ourworldindata.org


オートストリア「14歳以上はワクチン接種義務」法案発表

mbs 2021/12/10

オーストリア政府が9日発表した法案は、来年の2月1日から14歳以上のほぼ全ての人に対し新型コロナワクチンの接種を義務化するというものです。法律は2年間有効で、対象とならないのは妊婦や健康上の理由でワクチンを打てない人、コロナから回復して180日以内の人だけだということです。

3か月ごとに調査日を設け、接種を受けていない人には毎回、最高で3600ユーロ、日本円でおよそ46万円の罰金を科すとしています。法案は、来年1月からの議会で審議される予定です。

オーストリアは先月から感染再拡大が深刻となり、必要最低限の外出しか認めないロックダウンを行っています。しかし、新たな感染者の数が半分以下に減るなど効果が出たとして、12日にはワクチン未接種者を除き、解除するとしています。