コーヒーの国際先物価格が過去最高値を大幅に更新

これって、2020年頃の 3.5倍ってことですよね。いろいろと影響が拡大しそうです。

過去10年のコーヒー先物価格

tradingeconomics.com

アラビカコーヒーの先物は、主要栽培地域での降雨量が平年を下回り続ける中、最大の生産国であるブラジルの供給懸念を受けて、1ポンドあたり約 3.45ドルまでさらに上昇し、終値として過去最高値を記録した。

ディーラーたちはまた、ブラジルの 2年作物サイクルにおける不作年である今年はブラジルからのコーヒーの流入が鈍化する見込みである一方、昨年の乾燥した天候が 2025/26年の収穫に影響を及ぼす可能性があると指摘した。

1月21日、ブラジルの2024年のコーヒー収穫量を 60kg入り 5,420万袋と推定し、2023年より 1.6%減少した。アラビカの生産量は、作物の生育期間中のミナスジェライス州の悪天候にもかかわらず、0.2%増の 3,960万袋で、前回の収穫から 1.8%増加した。一方、世界的なロブスタ市場の供給が逼迫し、需要が堅調に続いていることから、アラビカ価格にはさらなる上昇圧力がかかっている。