ヒズボラ、南レバノン侵攻を試みたイスラエル兵10人以上を殺害
The Cradle 2024/10/02
Hezbollah kills over a dozen Israeli soldiers attempting to invade south Lebanon
イスラエル軍は 10月2日、南レバノンへの侵入を試みたが、大きな損失を受け続け、何度も撤退を余儀なくされた。
レバノン軍は 2日の午後、イスラエル軍がレバノン領内に 400メートル侵入した後、ブルーラインからイスラエル国境側へ撤退したことを確認した。
「イスラエルの敵軍が森林側からヤルーンの町を包囲しようとしていたところ、ヒズボラの戦闘員が 10月2日午後2時に特殊爆発装置を爆発させて奇襲し、部隊全員を殺害、負傷させた」とヒズボラは 2日午後に発表した。
ビデオ映像には、イスラエル軍が数人の死者や負傷者をヘリコプターで搬送する様子が映っていた。
スカイニュースアラビアが引用したイスラエルの情報筋によると、2日の朝からヒズボラの戦闘員によってこれまでに 14人のイスラエル兵士が殺害された。アル・アラビヤとアルハダスは先に、4人が死亡し、約 20人が負傷したと報じている。
ヒズボラ戦闘員に殺害された者の中には、イスラエルのエリート部隊「エゴズ」所属のエイタン・オスター中尉も含まれている。イスラエルは、彼の死がヒズボラとの衝突で「最初に」死亡した人物であることを認めた。
2日早朝、ヒズボラはイスラエル軍がオダイセの町を経由してレバノン領内に侵入しようとした試みを阻止し、彼らを標的にし、死傷者を出した上で撤退を余儀なくさせた。
「今日の戦闘での敵の死傷者数は非常に多く、敵によって報道管制が敷かれている」とヒズボラの広報局長モハメド・アフィフ氏は 10月2日に語った。
イスラエル軍は、地上作戦の目的はヒズボラを国境から追い出し、昨年10月8日に始まったレバノン抵抗勢力の作戦の結果、北部入植地から避難した数万人のイスラエル人入植者を帰還させることだと主張している。