チェコとスロバキアの数百の学校に爆破予告が届き、警察が待機
rmx.news 2024/09/03
Police on standby after bomb threats made to hundreds of schools across Czechia and Slovakia
チェコとスロバキアでは、数百の学校が爆破予告を受けたため、9月3日に授業が中止となった。
チェコとスロバキアの当局は、両国で数百の学校を狙った一連の爆破予告を受けて厳重な警戒を敷いている。
スロバキアでは、現在テロ攻撃の可能性として扱われているこの脅威の正当性を警察が徹底的に調査するために必要な時間を与えるため、9月3日、全土で授業が中止された。
学校閉鎖の決定は現地時間午前 11時過ぎに教育省によって行われた。
隣国チェコの教育施設に加え、スロバキアでも最大 270校が脅迫の標的になったとみられる。
「午前中、約 270校が脅迫メールを受け取った。メールの中で、送信者は爆弾脅迫について語っている。警察は朝から待機している」とスロバキアのマトゥーシュ・シュタイ・エシュトク内務大臣は述べた。
政府は当局と常に連絡を取り合いながら、攻撃の脅威が現実であるかどうかを検証するために、各学校を個別に調査する必要がある。
国内秩序・治安担当警察副長官ラスティスラフ・ポラコビッチ氏は、脅迫罪で犯人は最長 25年の懲役刑に処せられる可能性があると警告した。
「子どもとその利益が最優先され、最大限の保護を受けなければならない」とマロシュ・ジリンカ検事総長は付け加え、当局は学校再開の決定を急ぐことはないと主張した。
チェコでは、同国の警察長官が、職員が「数百の学校に宛てられた脅迫メール」を捜査中であることを確認した。
「我々は学校の代表者たちと緊密に連絡を取り合っており、通常の授業にできるだけ支障をきたさないよう適切な措置を講じている」と同氏は付け加えた。
対テロ部隊はチェコ警察と協力し、この事件に取り組んでいる。