カナダ・ブリティッシュコロンビア州で救急科の閉鎖が相次ぐ。医療スタッフの病欠はコロナ前の2倍に





オリバーとメリットの病院の救急科が再び夜間閉鎖

vancouversun.com 2024/07/28

Hospital emergency departments in Oliver and Merritt are closed overnight -again

ブリティッシュコロンビア州内陸部の病院で、救急科の閉鎖が相次いでいる。

保健当局のインテリア・ヘルスは 7月28日、医師の数が限られているため、オリバーにあるサウス・オカナガン総合病院の救急治療室は午後3時から月曜日の午前7時まで閉鎖されるとの勧告を出した。

その直後に掲示された別の通知では、メリットのニコラ・バレー病院も看護師不足のため救急外来を夜間閉鎖すると警告された。

インテリア・ヘルスはここ数週間、オリバー、ウィリアムズ・レイク、メリット、クレストン、クリアウォーターの病院に対し、相次いで閉鎖通知を出している。

理由は必ずしも公表されていないが、通常は救急医やその他の医療従事者の不足が原因となっている。

閉鎖された医療施設のほとんどは、本来は 24時間で営業しているはずだった。

エイドリアン・ディックス保健相は記者会見で、パンデミック以前と比べて病欠する医療従事者の数が 2倍になっていることも問題だと述べた。こうした欠勤が最近の COVID-19 感染者数の増加によるものなのかどうかについては言及しなかった。