鳥インフルエンザの発生により鳥が殺処分され、バイオセキュリティ緊急事態が宣言される
news.com.au 2024/06/20
Biosecurity emergency declared as birds killed after bird flu outbreak
当局が敷地内で鳥インフルエンザを検出したため、養鶏卵農場で数十万羽の鳥が殺された。
シドニー北部の養鶏場で鳥インフルエンザにより 8,000羽の鳥が死亡し、さらに 24万羽が殺処分させられたことを受け、ニューサウスウェールズ州でバイオセキュリティ緊急事態が宣言された。
CSIRO国立研究所は、6月19日にホークスベリーの混合鶏舎と放し飼いの養鶏場で鳥インフルエンザH7N8が検出されたことを確認した。
農場で見つかった菌株は野鳥から来たものと考えられている。
ニューサウスウェールズ州のタラ・モリアーティ農業大臣は、感染力が強く致死率の高いこのウイルスが過去4 8時間で数千羽の鳥を殺したことを確認し、ニューサウスウェールズ州政府は緊急バイオセキュリティインシデント計画を制定した。
感染が発生した敷地周辺の養鶏場は封鎖され、20日には感染農場から 2キロ以内の機械、資材、家畜、輸送手段の移動を禁止する管理命令が発令される予定だ。
封鎖命令は最大 35万5000羽の鶏を飼育する 3つの大規模商業養鶏場に適用され、ウイルスの兆候がないか監視される。
「管理命令が出されている間は、卵や鳥、機械類を区域外へ移動させることはできない」とモリアーティ氏は述べた。
本日早朝、事故対応を指揮しているニューサウスウェールズ州の主任獣医官が主要な業界団体と会談し、今後の対応について協議した。