北朝鮮がロシアに砲弾500万発を輸送中という報道(本当なら途方もない量)





北朝鮮がロシアに砲弾500万発を輸送中という報道

zerohedge.com 2024/06/17

North Korea Reportedly Sending Shipments Of 5 Million Artillery Shells To Russia

北朝鮮は最近、最大 480万発の砲弾を収容できるコンテナをロシアに送ったと、韓国のシン・ウォンシク国防相が 6月14日付けのブルームバーグのインタビューで語った。

国防相によると、少なくとも 1万個のコンテナが北朝鮮からロシアに輸送されているのを確認したという。北朝鮮はまた、モスクワ軍がウクライナに向けて発射した弾道ミサイル数十発も送った。

これを大局的に見ると、米国はウクライナに 30万発の砲弾しか送っておらず、2025年までに月 10万発の砲弾の製造ノルマを達成するのに苦労している。

NATO とロシア(およびその同盟国)の兵器生産の格差は計り知れないことが証明されている。砲兵から装甲車、弾薬に至るまで、NATO は到底追いつくことができない。

ロシアは兵器と引き換えに、北朝鮮に石油、衛星技術、戦車や航空機の改良技術を提供しているとされている。北朝鮮の安価な労働力は、倫理的には忌まわしい性質を持つことは確かだが、兵器の迅速な製造には役立っていることが証明されている。

批評家たちは、北朝鮮から輸入される砲兵は「標準以下」で、西側諸国で生産された砲兵に比べてはるかに劣っており、標的への効果が低いと主張している。しかし、技術に関係なく、500万発の砲弾は信じられないほどの量の兵器であり、大規模な攻撃を支えるには十分すぎるほどの威力だ。

ウクライナ当局は、ウクライナが陥落したらロシアがヨーロッパに侵攻する計画があるという典型的で全く根拠のない主張をしているが、それとは別に、ウクライナ自身が直面している悲惨な状況について驚くほど正直だ。

ウクライナの兵器は急速に枯渇しつつあるが、ロシアの生産は飛躍的に増加している。これは敗北への道筋だが、ウクライナは、この兵器が米国や EU から出荷されるのを待てばいいと思っているようだ。しかし、そうではない。米国や EU からの供給は少なく、製造も遅い。