米国の7ヵ月間の国家債務の利払い額が80兆円を超え、国防費とメディケアを合わせた金額を超える





米国政府は7か月間で国債の利子として 5140億ドルを支払い、国防費とメディケア費用を上回る

tagesschau.de 2024/05/27

US Government Pays $514,000,000,000 in Interest on National Debt in Seven Months, Surpassing Defense and Medicare Costs: Report

米国政府は、わずか7か月間で国家債務の利払いに5,000億ドル以上を費やした。

非営利団体「責任ある連邦予算委員会(CRFB)」は、 2024年度の最初の 7か月間の利子の純支出が 5,140億ドル(約80兆円)に達したと報告しており、これは国防とメディケアの両方に費やされた金額を上回っている。

この巨額の利払いは、退役軍人、教育、交通に費やされた資金の合計も上回る。

国家債務が 34.8兆ドル(約5450兆円)に近づくにつれ、米国のバランスシートの状態は金融界からますます厳しい監視を受けるようになっている。

ゴールドマン・サックスの CEO デビッド・ソロモン氏はブルームバーグとの新たなインタビューで、政治指導者タチは国家債務と財政赤字に焦点を当てる必要があるが、選挙が終わるまではあまり変化がないと考えているとして以下のように述べた。

「米国の債務水準、支出水準は、これまで以上に焦点を絞り、より多くの対話を行う必要があると思います。パンデミックはあり、パンデミックの中で多くの決定を下しました。しかし、パンデミックは過ぎ去り、支出水準は債務水準を引き上げ、将来的に問題を引き起こすペースで続いています」

「これは大いに注目されるべき問題だと思いますが、今のところ、私が望むほどの注目を集めていません。もちろん今年は選挙の年なので、選挙前にはそれほど注目されないと思いますが、集中すべき問題だと思います。米国は債務と赤字に対処する必要があり、選挙が終わって次の政権に移るにつれて、より多くの議論が行われることを期待しています」