現在、ヨーロッパで流行しているのは、2009年にパンデミックとされた「インフルエンザA(H1N1)pdm09 そのもの」の模様

以下は、厚生労働省のページからです。

新型インフルエンザA(H1N1)pdm09対策関連情報

このサイトは、2009年に発生した新型インフルエンザA(H1N1)pdm09に関する情報提供のために厚生労働省が制作し、新型インフルエンザ発生時の参考資料として当面掲載しているものです。 厚生労働省

この「インフルエンザA(H1N1)pdm09」というのが、豚インフルエンザの新型として、当時、パンデミック宣言されたのでした。

そして以下が、現在のオーストリアのインフルエンザ流行の状況です。

2023年第52週までのインフルエンザの流行状況

virologie.meduniwien.ac.at

以下が、この株の「現在の」占有率。

こちらの投稿によると、現在のインフルエンザワクチンには、このインフルエンザA(H1N1)pdm09 株が「含まれている」のだそうです。

なんとなくイヤな気配が漂います。

なお、上のオーストリアの保健当局のページによれば、第51週(2023年の年末)のヨーロッパ全体の状況について以下のように書かれていました。

> ヨーロッパではインフルエンザウイルスの活動が増加し続けています。ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、エストニア、ベルギー、オランダ、スペインでは、すでにインフルエンザウイルスの広範な活動が報告されています。他の多くのヨーロッパ諸国(オーストリアを含む)では、インフルエンザウイルスの検出数と地域的な発生が増加しています。 virologie.meduniwien.ac.at