ボリビア政府がイスラエルとの国交を断絶

 


ボリビア、ガザ紛争でイスラエルと国交断絶

erbol.com.bo 2023/11/01

Bolivia rompe relaciones diplomáticas con Israel por el conflicto en Gaza


記者会見を開くプラダ外務大臣(左)とママニ外務次官。

ボリビア政府は 11月1日、ガザ地区でパレスチナ人民に対して戦争犯罪が行われている事を考慮し、イスラエルとの断交を決定したと発表した。

「ボリビアはイスラエル国との国交断絶を決定した。この背景を考慮し、我々は両国間に確立された外交ルートを通じて正式にこの意思疎通を行うつもりである。この意思疎通はまさに国連憲章の原則と目的に合致している」とフレディ・ママニ外務次官は述べた。

「生命尊重という原則的な立場の枠内で、我々はこの公式通信をイスラエル国に送り、そこでボリビア多国籍国としてイスラエルとの国交を断絶するという我々の決定を通知する」とマリア・ ネラ・プラダ暫定外務大臣は認めた。

この決定は、ルイス・アルセ大統領がパレスチナ大使と会談した後、さらにエボ・モ​​ラレス氏が政府の立場を批判し、イスラエルとの関係断絶を要求していた状況の中で下された。

当局は、ボリビアが「ガザ地区で行われた攻撃的かつ不均衡なイスラエルの軍事攻撃と国際の平和と安全への脅威を否認し非難する」ためにこの決定を下したと説明した。

彼らはまた、数千人の民間人犠牲者とパレスチナ人の強制退去をもたらしたガザ地区への攻撃の停止と、食料、水、その他の生活に不可欠な要素の侵入を阻止する封鎖の解除を要求した。

同時に、ボリビア政府はガザ地区で影響を受けている人々数千人が、命を脅かす深刻な健康危機に直面しているため、ガザ地区への人道支援を行うことを決定した。