死にかけていた100円ショップのクワズイモの3年半の軌跡

 

観葉植物にクワズイモというものがありまして、ネットなどでは、それなりにお洒落(?)な画像がたくさんあります。

コロナというような話が出る少し前の 2019年の終わり頃だったと思いますが、地元の 100円ショップで買いたいものがあって行った時に、そこには観葉植物コーナーというのがあるんですが、「ほとんど死にかけているクワズイモ」が置いてあったんです。

以下の写真は、ネットからお借りしたもので、現物ではないですが、上が完全に枯れて、「ほんの数センチの里芋みたいな部分だけが残っている」状態でした。この写真より荒廃していました。


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それを見て、「これは誰も買わないだろう」と、欲しいからではなく「オレが買わないと、ただ捨てられるだけだよなあ」ということで、100円で買ったのでした。

とりあえず、里芋状態のその人を、室内のやや明るいところに置いて放置したのですが、冬に入る頃でしたので、まったく挙動はナシで、そのまま年が明け、春になっても、ほとんど挙動はありませんでした。

その夏に、「少し葉が出てきた」のですが、しかし、弱々しいもので、「相当弱ってたんだなあ」とは思いましたが、同時に「彼は(彼女かもしれないですが)死んではいない」ことを確認しましたので、そのまま放置が続きました。

2年目。

また冬が過ぎて、春になり、夏になって、ほんの少し挙動が出てきまして、里芋の横から、子株みたいなのが出てきて、やや成長の気配が見えてきましたけれど、それでも小さく弱々しいままで、その年も過ぎました。また冬には室内で放置。

そして、3年目の今年の春。

この春から唐突に成長を始めまして、春から数ヶ月経った現在は、以下のようにベランダで爆発的に成長しています。

今何十センチあるのかわからないですが、本格的な成長が始まったのでした。

2023年8月7日

「ああ、やっと成長が始まったのだなあ」と思いました。

これ以上大きくなると、また、冬の置き場所とか、いろいろと考えるところも出てくるのですが、非常に弱った植物が復活するには、結構かかるものなのだなあと思いました。

ちなみに彼は(彼女かもしれないですが)は、暑さや厳しい太陽光は全然平気なようです。