> …意外と高学年でもやんちゃだったり、あどけなくて幼い遊びをしていたりする。
3年間の「口の見えない世界」による子どもたちの脳活動の低下は、もう取り戻せないです。また、この報道には、一歳児にマスクをさせているデッド・ペアレントが出ています。
(参考記事) 今さらマスクの議論をしても、失われた子どもたちの3年間は不可逆
In Deep 2023年1月22日
(参考記事) そしてマスクは残った……。これによる脳力と認知力の低下は乳幼児だけではないことが最近のドイツの調査で判明。小学校高学年の読解力の低下が壊滅的に
In Deep 2022年3月27日
マスクや密回避等が成長に影響か…「高学年でも幼い遊び」 小学校校長が指摘する3年間での子供の行動変化
富山テレビ 2023/06/15
新型コロナの対策としてマスクの着用が「個人の判断」となって3カ月余り。
街ではマスクを外して過ごす場面も増え、日常が戻りつつあることを感じます。
では、教育現場ではどうか。
コロナ禍の3年によって児童にある変化があるようです。
全校児童620人の富山市の速星小学校です。
1、2年生の教室を覗いてみると…。
ほぼ全員の児童がマスクを外して、授業を受けていました。
「いただきます」
給食でも「黙食」が求められていないため、今は会話を楽しみながら食べています。
*富山市立速星小学校2年生担任 亀井信さん
「(児童は)自然発生的に近くの人と話をしたり、給食の話題やこんな映画見たよと話している。コロナ禍前のいつもの給食に戻ったという感じ」
そして、昼休みの時間。
グラウンドでは高学年の児童数人がマスクを着用していましたが、ほとんどの児童がマスクを外し元気な声が響いていました。
*5年生「コロナを気にせず、マスクを外して遊べるので楽しい」
*5年生「息しやすい」
*2年生「みんなの笑顔が見られて楽しい」
速星小学校の谷本校長は、コロナ禍の3年間は、マスクの着用に加え密なコミュニケーションが制限されていたことで児童の行動に変化がみられるといいます。
*富山市立速星小学校 谷本和信校長
「子どもたちはこの3年間を今取り戻そうとしている。意外と高学年でもやんちゃだったり、あどけなくて幼い遊びをしていたりする。声出して笑ったりする姿が、この3年間を取り戻しているような」
速星小学校では夏休み期間中、こども食堂を開くなどして、児童が密にコミュニケーションをとる場面を増やすことにしています。
*リポート
「コミュニケーションに不安を感じる心のマスク問題。子育て世代はどのように感じているのでしょうか」
*小学生の親
「学校にはマスクして通っている。外で遊ぶときは外しているが、学校では周りの様子を見ている」
*小学生の親
「学校ではみんな外している気がする。表情が読み取れないので、子ども達は外したがっていた」
*一歳児の親
「子どもがマスクが無いと心配する。生まれた時がマスクありの生活だったので、出かけるときに持ってくる。表情が見えないのは不安。口元が見えないので言葉が出てこない」
教育の専門家も長年続いたマスク着用は子どもの成長に影響があるとし、感染リスクの高い場面を除きできるだけ外して過ごしてほしいといいます。
*富山大学人文学部 大西宏治教授
「子どもにとってマスクは言葉を覚えるために口元が見えない問題や、表情が見えず相手が自分に何を期待しているのか分からないという問題がある。出来れば取ってもらいたい。自分で積極的に取るのは難しいと思うので、基準を作ってマスクを取る場面を作っては。(気温などの)外的な基準があれば、子ども達も取ってくれるのではと期待している」