ニュージーランド政府が「強制的なコロナ検疫」を2024年まで延長 (世界でほぼ唯一の国)

 


ニュージーランドは強制的なコロナウイルス検疫を2024年まで延長

breitbart.com 2023/04/12

New Zealand Extends Mandatory Coronavirus Quarantines Until 2024

ニュージーランドのクリス・ヒプキンス首相は 4月11日、7日間の強制的なコロナウイルス検疫期間が 2023年末まで延長され、そしておそらくは、それ以降も維持されると発表した。

ヒプキンス氏は、コロナウイルス感染症の検査で陽性と判定された人々の検疫方針を維持することを決定する前に、内閣は「困難なバランスをとる行為」を実行し、「多くのことを非常に慎重に検討する」必要があったと述べた。

「隔離期間は、医療システムへの圧力を軽減し、感染者を減らすだけでなく、実際には労働市場にもこれに対するインセンティブがあります」と彼は言った。

ヒプキンス氏は、検査結果が陰性だった後に人々がより早く仕事に戻ることができるようにするための、やや緩和されたシステムが夏に評価され、2024年に検疫ポリシーが廃止される可能性があると述べたが、彼はスケジュールに具体的にコメントすることはなかった。

「私たちは、コロナウイルスが正常になるところに向かっています。遅くとも冬の終わりまでには、そのゾーンに入るでしょう」と彼は語った。

「コロナ症例の隔離は、 感染の連鎖を断ち切り、人々がウイルスを伝染させたり、他の人を病気にさせたりしないようにするための最良の方法であることを私たちは知っています」とニュージーランド保健相は閣議後に語った。

「隔離は、拡散を管理し、症例数を抑えるのに依然として効果的であり、病院サービスへの圧力を軽減するのにも役立ちます」と保健相は言った。

ニュージーランドの保健当局は、世界の他のほとんどの国がコロナウイルスのパンデミックから脱却したにもかかわらず、検疫政策を維持することを大いに支持した。冬の寒い季節に感染者が急増するのではないかと懸念しているというのが理由だ。

ニュージーランドは、コロナウイルスの陽性反応を示した人々の検疫を義務付けている世界で最後の国の1つだ。

オーストラリアは昨年の秋に検疫期間を 5日間に短縮し、その後検疫要件を完全に解除した。

イタリアにはまだ 5日間の検疫ポリシーがある。

韓国はニュージーランドと同様に 7日間必要だが、近いうちに 5日間に短縮する予定であると伝えられている。

それを超えて、米国やドイツなどの国のいくつかの州には、隔離規則があり、カリフォルニア州は 5日間を必要としている。