ロシアが2025年までに「終末核兵器ポセイドン」で武装した潜水艦師団のカムチャツカでの運用を発表

 

ポセイドンについては、以下の記事などにあります。今回ご紹介するのは、4月3日のロシアのタス通信の報道です。

(参考記事) ロシアの終末核装置「ポセイドン」が配備された可能性の中で、初代アメリカ大統領の230年前のヴィジョンがふと浮かぶ
In Deep 2022年10月8日


ポセイドン魚雷で武装した潜水艦部隊が 2025 年にカムチャツカで運用される予定

Tass 2023/04/03

Submarine force armed with Poseidon torpedoes to come into operation in Kamchatka in 2025

ポセイドン核対応魚雷で武装した特殊目的潜水艦の師団が、2025年初頭までにロシア太平洋艦隊で運用される予定であるとロシア国防省に近い情報筋が 4月3日にタス通信に語った。

「カムチャツカに原子力潜水艦の師団を設置する決定がなされた。これは2024年12月か2025年前半に行われるだろう」と情報筋は語った。

タス通信は、この情報の正式な確認をまだ行っていない。

タス通信は以前、ポセイドン核対応スーパー魚雷を搭載したベルゴロドとハバロフスクの特殊目的の原子力潜水艦を収容するための新しい海軍基地の沿岸インフラ施設の建設が来年初めに完了すると報告した。

ロシア太平洋艦隊が潜水艦部隊内に設置している新しい師団は、ベルゴロドとハバロフスクの潜水艦に加えて、他の潜水艦も含む。新しい特殊目的の潜水艦は、戦略的抑止力に対処するだろうとロシア国防省に近い情報筋は先にタス通信に語った。