[ロシア正教会が「世界の終わり」の警告を発する]という海外報道

 


ロシア正教会が「世界の終わり」の警告を発する

summit.news 2023/01/20

Russian Orthodox Church Issues “End of the World” Warning

キリル総主教が、ロシアを打ち負かすことができると信じている「狂人たち」を非難した。

ロシア正教会の長は、自分たちの価値観を押し付けようとする「狂人たち」によってロシアを破壊しようとする試みは、「世界の終わりにつながる」と警告した。

この声明は、正教会のキリスト教徒の祝日である公現祭を記念する礼拝の後、キリル総主教によってなされた。

キリル総主教によれば、「狂人たちは、強力な武器を持ち、非常に強い人々が住むロシアが、敵に屈したことはないという事実にもかかわらず、ロシアを敗北させることができると信じるほど愚かです」と述べた。

総主教はまた、そのような「狂人たち」が「価値観とさえ言えない特定の価値観を押し付け、他の人と同じようにさせ、世界の大部分を支配する力に人々を従わせようとしている」と非難した。

キリル総主教は以下のように言う。

「ロシアを破壊したいという願望は世界の終わりを意味することを理解できるよう祈っています」

ロシアのドミトリー・メドベージェフ元大統領も同様の発言をし、ロシアは「運命を左右する大きな紛争で負けたことは一度もない」と主張し、「通常の戦争での敗北の結果は核戦争の引き金になるだろう」と主張した。

一方、ニューヨーク・タイムズ紙は、米国がウクライナと協力してクリミアを攻撃することを検討していると報じ、「ロシア政府が戦術核兵器を使用して報復するのではないかという懸念は弱まった」という信念に勇気づけられたとしている。

NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏は、ダボス会議のグローバリストたちに、戦争を終結させる唯一の方法は軍事的エスカレーションであると語り、「武器は平和への道である」と述べた。