[小6女児 去年9月のワクチン接種後、今も続く体調不良]という国内報道

 

(※) 今度はこれが5歳の子どもたちにまで広がります。200分の1程度とはいえ、必ず出てくる。


小6女児 去年9月のワクチン接種後、今も続く体調不良 舌は真っ白に…一体何が?

CBC news 2022/02/23

小学6年生の女の子が、去年9月に新型コロナワクチンを接種した後、これまでに経験したことのない激しい頭痛や極度の食欲不振に見舞われました。舌は真っ白になり、他にも、強い倦怠感・横になると気持ち悪くなるので寝られない・微熱が続くなどの症状が続出。12歳の女児の体に、いったい何が起きたのでしょうか?

修学旅行に参加できず、学校も休みがちになってしまっている今の状況を知ってほしいと、女児と母親が、ワクチン接種に対しての疑問や切なる思いを打ち明けました。

原因不明の症状が次々と

関西地方に住む12歳の女児の体を突如襲った“異変の数々”。お腹に赤い発疹が現れ、舌は白い苔のようなものでびっしりと覆われています。

Q.舌にこの症状が出始めた時はどんな感じでした?

(12歳の女児)
 「痛かったです、すごく。ヒリヒリ…。」

小学6年生の女児が、修学旅行に参加するためにと、ファイザー製のワクチン接種をしたのは、去年9月9日のことでした。

それから2週間後の9月23日、突然、“全身に不調”が現れ始めたのです。母親によると、女児は朝起きたときに異変を訴えたといいます。

 (女児の母親)
 「祝日の日だったんですけど『体がおかしい、体がおかしい』って。朝方言い始めて。でも何を言っているか最初はわからなくて…最初は下痢が出たんですけど…。」

すぐに休日診療の病院へ女児を連れて行きましたが、特にこれといった原因はわからず、翌日もかかりつけ医を受診しました。しかし、 “お腹の風邪”だと診断され整腸薬を処方されただけで、体調は良くなりませんでした。

入院後も毎日違う症状が出現

さらに、女児は「食欲がない」と母親に訴えました。小学校では陸上の部活動に打ち込み、もともと食欲は旺盛でした。これと同時に、横になると気持ち悪くなるという症状も出てきました。

 (母親)
 「(女児は)布団で寝られないと言ったんです。多分胃液がものすごく上がってきているのではないかと。夜中じゅうもずっと座ったこの状態で何か月もいます。」

心配した両親は、大きな病院に1か月間検査入院させましたが、その間にも女児を異変が襲いました。

 (母親)
 「毎日毎日違う症状が出るんです。じんましんがお腹とかお尻にも…。点滴に繋がれていて、(近くの)トイレにも行けないぐらいフラフラしてて。」

“異常”は女児の舌にも見られました。突然、白いコケのようなものが舌全体を覆い、その後、赤い発疹のようなものもできました。このように体の異変が続いたにも関わらず、検査結果は…「異常なし」というものでした。母親はワクチンの影響ではないか、と病院側に訴えましたが、医師からは思わぬ見解を示されました。

 (母親)
 「コロナワクチンが原因じゃないですか?と何回も入院中(病院側に)訴えていたんです。でも検査結果に異常がないから、最終的に『気持ちの問題』と言われました。」

女児は体調を崩して以降、体調が元に戻らず、学校は休みがちになっています。修学旅行に行くためにワクチンを打ったのに、修学旅行に参加することはできませんでした。

認めてもらえただけで心が救われた

原因はワクチンしか考えられないと、両親がすがる思いで訪れたのが兵庫県尼崎市にある「長尾クリニック」です。院長の長尾和宏医師は早くからワクチンの副反応に注目し、後遺症を訴える患者をこれまでに50人以上診療しています。

女児についても、ワクチンの後遺症だと診断し、炎症を取り除く薬の投与などを開始。女児は熱やじんましんがおさまるなど、以前より体調は回復してきたといいます。

 (母親)
 「『これはワクチンによって出ている症状だ』と、認めてもらっただけでもすごく心が救われたというか、もう…たらい回しでわらをもつかむ思いだったので。」

長尾医師は、ワクチン接種後に後遺症を訴える患者には、ある共通した特徴がみられる、と話します。

 (長尾医師)
 「例えば血液検査とか脳のMRIとか通常の医療の中でやる検査、病院でやる検査は何やっても異常が出ないのが最大の特徴なんですね。急に良くなることはなくて、あの手この手でいくつかの治療薬を2つぐらい組み合わせてやっているうちに少しずつしか良くならない。そういうことが実感としてありますけどね。」

また、ワクチンの副反応について調べている名古屋大学名誉教授の小島医師は、新型コロナワクチンは身体の免疫力そのものを下げてしまう可能性があると考えています。

 (名古屋大学名誉教授 小島勢二医師)
 「あくまでも(ワクチンは)コロナのウイルスに対する免疫力は上がるんですが、全体的な免疫力、他のウイルスや他のばい菌に対しての免疫力が、コロナのワクチンを何回か打つと免疫力が下がってしまう可能性があるから、これは注意しましょうという勧告が(ヨーロッパで)出たばかりの話なんですね。この患者さん(女児)もそういうことが起きた可能性を否定はできないかなと思いますね。」

母親が涙の訴え ワクチン副反応の理解や深い研究を

女児は「ワクチンを打ったら、コロナにならないと思っていた。元気になると思っていた。」と私たちの取材に答えました。そして、体調不良後の期間について「ずっとしんどかった…」とこぼしました。そんな娘の姿を間近で見てきた母親は、ワクチン接種への疑問、そして副反応への理解や研究をもっと深めるべきだと、涙を流して訴えました。

(母親)
 「重症化の説明も全く触れずに、接種を推奨する意味がちょっとわからなくて…ちゃんとメリットばかり言わないで、今こういうことが起きた現状を、正確な情報をしっかり流して頂いて、打つ前に大丈夫か、と思っていただけるきっかけにしてほしい。」

子どもの接種 小児科医の見解

国は1月21日に5歳から11歳の子どもへのワクチン接種を承認しました。一部自治体ではすでに接種券が発送され、早いところでは2月末から接種が始まります。子どもが接種すべきかどうかについては、小児科専門医の間でも意見が分かれています。

日本小児科学会は、ワクチン接種に意義があるというスタンスです。周りの大人(子どもに関わる仕事をしている人など)へのワクチン接種が重要とした上で、子ども本人と保護者が、発症予防等のメリットとデメリットを理解すること、接種前からきめ細やかな対応をすることが必要だとしています。

日本小児科医会は、具体的な接種方法などについて十分な議論と準備をした上で実施することを求めています。他のワクチンより副反応の頻度が高いことや、子どもが感染した場合、重症化することはまれであること、接種の安全性などに関する十分な情報やデータがそろっていないことなどから、接種を努力義務とすることには慎重であるべきとしています。

5歳から11歳の子どもへのワクチン接種は、3週間の間隔で2回行います。接種するワクチンの有効成分の量は、12歳以上の場合と比べると3分の1です。接種を受けるよう努めなければならない「努力義務」にはなっていません。

保護者は接種の効果とリスクを検討し判断することになりますが、接種を始める前のさらなる議論・情報開示、始まった後の十分な検証が必要です。