ジョン・トラボルタ凋落 近年の映画「モブ・ランド」英国興収なんと2万4700円
東スポWEB 2025/07/06
かつてハリウッドを席巻したジョン・トラボルタ(70)の凋落ぶりがケタ違いに著しい。
今年3月に劇場公開されたトラボルタ主演のアクション映画「ハイ・ローラーズ」は、評論家たちから「心臓が止まるほど愚かで、驚くほど愚かな作品」と酷評され、米有力映画批評サイト「ロッテントマト」では評価対象にさえならなかった。
これは2018年にトラボルタが主演したミステリー・スリラー映画「スピード・キルズ」が、同サイトで「0%」評価を受けた屈辱に並ぶものとなった。
また、2023年の犯罪スリラー映画「モブ・ランド」に至っては、英国で劇場上映されたのはわずか3館で、興行収入はたったの171ドル(約2万4700円)という目も当てらない結果に終わった。
豪ニュースメディア「ニュース・ドットコム」は5日、「かつて世界有数の俳優で、オスカーに2度もノミネートされたジョン・トラボルタが、ハリウッドでは近年ネタ扱いされている」と伝えた。トラボルタは一世を風靡した1978年の「サタデー・ナイト・フィーバー」と、95年の「パルプ・フィクション」で米アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
一方、米芸能ニュースサイト「レイダー・オンライン」は同日、1作品あたり2000万ドル(約29億円)もの出演料を稼ぎ、映画ファンから愛されたトラボルタがビデオ作品に転向しているとし、その理由は「ハリウッドで存在感を維持しようとする必死の試みの表れだ」と指摘した。
ある業界関係者は、「彼の映画があまりにもひどいので、〝ビデオ作品〟という言葉がある意味、褒め言葉のようにさえ聞こえる」と皮肉った。