(再送)G.I.S.M.の横山SAKEVIさんが死去

(再送)9月2日に記事として上げたときは、逝去の真実が曖昧だったのですが、報道で取り上げられていましたので、本当のようです。脅されたことがありましたけれど、顔が私のかつての知人だったハナダカンにどことなく似ている人で、憎めない感じではありました(さらには私の中学高校時代の唯一の友人だったコバヤシくんとも似ています)。ハナダカンも私以外にはコワイ人だった。

私自身は G.I.S.M.は特に好きだったわけではないですが、三十数年前くらいの日本のパンクシーンでは伝説的な人で、最も有名な人物のひとりだったと思います。

以下は、1983年の横浜寿町でのフリーコンサートの映像です。ボーカルの短髪のコワイ人が横山SAKEVIさんです。


G.I.S.M.の横山SAKEVIが死去、日本ハードコアパンク創世記の伝説的ボーカリスト

音楽ナタリー 2023/09/02

G.I.S.M.の横山SAKEVI(Vo)が8月24日に死去したことが明らかになった。

この情報は横山が代表を務めるBEAST ARTS Internationalにより各SNSで伝えられたもの。現時点で死因などの詳細については公表されていない。

G.I.S.M.は1981年に結成されたハードコアパンクバンド。

「ANARCHY & VIOLENCE」をスローガンに掲げて、客席に降りた横山がオーディエンスに暴行を加えるといった暴力的なライブ活動で知られる。G.I.S.M.が参加した1984年発売のコンピレーションアルバム「ハードコア不法集会」は日本のハードコアシーンにおける金字塔的作品に。

2001年にギタリストのRANDY内田が亡くなったことを受け、2002年開催のライブ「+R」をもってバンドは活動を“永久凍結”したが、2016年にオランダで開催された音楽フェス「Roadburn Festival 2016」にて14年ぶりにライブを行った。

さらに、1983年リリースの1stミニアルバム「Detestation」が2020年にアメリカのレーベルから公式にリイシューされたことを記念し、2021年にSUPER DOMMUNEにて無観客配信ライブを行った。2022年にはドラマーのHIROSHIMAも死去している。

BEAST ARTS International「横山SAKEVIは2023年8月24日、永眠いたしました。」