[3回目ワクチン接種の医療従事者 新たな症状に「脇のリンパ節腫れ」]という報道

 

※ 参考海外記事 (英語)

放射線科医は、コロナワクチン接種後のリンパ節腫脹の360倍の増加を報告した
Radiologist reports a 360-fold increase in adenopathy following covid vaccinations


「副反応出た」2回目とほぼ同数 3回目ワクチン接種の医療従事者 新たな症状に「脇のリンパ節腫れ」 米盛病院(鹿児島市)調べ 新型コロナ

南日本新聞 2021/12/31

鹿児島市の米盛病院は、新型コロナウイルスワクチンの3回接種を終えた職員の副反応を調査した結果、出現率は2回目より4.2ポイント低い87.7%だったと公表した。また、「接種部位の痛み」など出現率の高い上位5項目で、副反応の強さが「2回目と同程度」と回答したのは45.9%〜72%に上った。

医療従事者向け3回目接種が始まった12月1日から15日までに接種した職員866人のうち、20代〜70代の559人がアンケートに答えた。内訳は男性262人、女性297人で、平均年齢は男性35.9歳、女性34歳。

症状(重複を含む)の上位5項目で最多は「接種部位の痛み」で72.8%(407人)。「倦怠(けんたい)感」40.8%(228人)、「発熱」38.8%(217人)、「筋肉痛」37%(207人)、「頭痛」35.1%(196人)と続いた。5項目のうち、2回目を上回ったのは「接種部位の痛み」だけだった。1、2回目に表れなかった副反応として、「脇のリンパ節の腫れ」が7%(39人)にみられた。

年代別の出現率は20代が89.6%(198人)、30代87.3%(172人)、40代87.2%(68人)、50代90.2%(37人)、60代以上68.2%(15人)だった。

同院が聞き取りした副反応の強さについて、「2回目と同程度」と回答があったのは、「接種部位の痛み」が72%(293人)、「倦怠感」58.3%(133人)、「発熱」55.3%(120人)、「筋肉痛」71.5%(148人)、「頭痛」45.9%(90人)だった。「2回目よりひどくなった」との回答は、18.8〜33.2%だった。

米盛公治院長は「全国でも2回目と3回目の副反応は同程度との報告があることから、想定していた範囲に収まった。オミクロン株への懸念がある中、できるだけ早く3回目接種を受けることが望ましいのではないか」と語った。