「ラッコのオスが求愛しなくなり飼育数が減少し、もうじき国内の水族館からからラッコが消える」という報道

 

これは以下の記事にありますような「人間の薬による影響」があり得ますね。

完全絶滅プロトコル : 魚たちが次々と「男性から女性へと変化」しているその原因が判明。そこから気づいた「人間から水循環システムの中へ排出されている薬たちによる皆殺し」
In Deep 2017年7月8日

報道の前半は、「ラッコが、鳥羽市ふるさと応援大使に就任した」とか何とかのアチャラカですので、報道の後半部分を抜粋します。




ラッコも「草食化」か、オスが求愛しなくなり飼育数減少…数年後には日本の水族館からいなくなる?

読売新聞 2024/05/21

かつて122匹・数年後にゼロか

かつては各地の水族館で飼育されていたラッコは、現在、鳥羽水族館の2匹とマリンワールド海の中道(福岡市)のリロ(17歳)の計3匹に減った。

日本動物園水族館協会によると、最盛期の1994年には122匹が飼育されていた。しかし、ラッコの母乳が出ずに子供がうまく育たなかったり、オスがメスに求愛しなくなる「草食化」の傾向がみられたりして、徐々に減少した。

米国がラッコの輸出を原則禁止にした影響も大きい。海外からラッコを調達することは難しくなっている。

国内では、北海道東部沖で野生のラッコが確認されているが、明治時代に制定された法律で捕獲は禁じられている。

ラッコのメスが妊娠可能なのは16歳までとされ、残りの3匹で繁殖させるのは困難といわれる。

平均寿命は20歳前後で、数年後には国内の水族館からラッコがいなくなる懸念も指摘されている。