うーむむむ…。決して、この世から消えることがない人なんですね。長編小説…。十代の終わりに知った日本人音楽家の中では、ずば抜けた存在感を持つ方でした。
「狂女、純情す」戸川純が長編小説を初執筆
音楽ナタリー 2024/07/02
戸川純の長編小説「狂女、純情す」が7月5日発売の「文學界」8月号に一挙掲載される。
戸川が長編小説を手がけるのはこれが初。「文學界」には「狂女、純情す」に加え、彼女が死生観について語るインタビュー「獰猛な生への執着」も掲載される。
さらに戸川が山口慎一(ヤプーズ)とともに配信しているYouTubeのトーク番組「戸川純の人生相談」第41回では「狂女、純情す」発表までの経緯が語られている。
報道はここまでですが、ふと「戸川純さんが歌っていた曲で一番好きなのは何だろ」と思って考えていました。
ゲルニカ時代(細野晴臣さんがプロデュースだということだけで、19歳の時に誰かも知らずにレコードを買いました。日本の名盤のひとつです)とかいろいろとあるのですが、しかし、しみじみ驚いたのは、最初のソロアルバム『玉姫様 (1984年)』の冒頭の曲「怒濤の恋愛」だったかもしれません。
♪ あの人の声を聞くだけで
失神しそうな 怒濤の恋愛
で始まる歌でして、「重いなオイ」と若かった私は思っていました。