英国、フランス、イタリアで2日連続で新たな感染数が過去最多を更新

 

(※) スペインもです(報道)。


英仏伊のコロナ新規感染、過去最多を更新 2日連続

CNN 2021/12/25

欧州で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。英国とフランス、イタリアでは24日、新規感染者数がパンデミック(世界的大流行)開始以来最多を更新した。

英政府のデータによると、英国では24日に12万2186人の新規感染者が報告され、過去最多を記録した前日の11万9789人を上回った。陽性判明後28日以内に死亡した人も新たに137人報告された。

英保健安全保障庁は同日、変異株「オミクロン株」の新規感染者を2万3179人報告。これで同国で確認されたオミクロン株感染者は計11万4625人になった。

またフランス保健省によると、フランスでは24日、新規感染者が過去最多の9万4124人に上った。過去最多だった前日の9万1608人からさらに増えた。病院での死者も新たに169人報告された。

イタリア保健省のデータによると、イタリアでも24日、パンデミック開始以来最多となる5万599人の新規感染者が報告され、23日に記録した過去最多の4万4595人から増加した。同日イタリアで報告された死者は141人に上った。

イタリア高等保健評議会は23日、オミクロン株が国内全土で「急速」に広がっていることを示す研究結果を発表した。

[鹿児島県・諏訪之瀬島で爆発相次ぐ 24日は過去最多の170回]という報道

 

[少し前の報道] 諏訪之瀬島・御岳、1日で133回爆発 専門家「悪石島の地震多発とは無関係」 (2021/12/18)


鹿児島県・諏訪之瀬島で爆発相次ぐ 24日は過去最多の170回

MBC 2021/12/25

鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で爆発が相次いでいて、24日は1日で過去最多の170回観測されました。

気象台によりますと、諏訪之瀬島の御岳の爆発回数は、23日は15回でしたが、24日は170回と過去最多となりました。25日は午前11時までに45回となっています。

諏訪之瀬島では噴火警戒レベル3の入山規制が続いていて、火口から概ね2キロの範囲で、大きな噴石に警戒が必要です。
島では御岳の火口から南西およそ4キロに集落があり、84人が暮らしています。

気象台は「噴火活動が活発な状況は続いているもののレベル3の範囲内」とした上で「今後の噴火活動に注意が必要」と呼びかけています。

[ベトナム、来年3月末までに全成人にブースター接種へ]という報道

 


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ベトナム、来年3月末までに全成人にブースター接種へ

ロイター 2021/12/24

ベトナム保健省は24日、来年3月末までに全ての成人を対象に新型コロナウイルスワクチンのブースター接種を実施する目標を掲げた。

同国では移動規制の大半を解除した10月以降、新規感染が急増している。オミクロン株の感染は報告されていない。

23日に報告された新規感染者は1万6377人。累計の感染者は160万人、死者は3万0500人。人口9800万人の62%以上が少なくとも2回のワクチン接種を受けている。

[イギリス 新規感染1日12万人に 感染拡大止まらず]という報道

 


英 新規感染1日12万人に 感染拡大止まらず

FNN プライムオンライン 2021/12/24

オミクロン株が広がるイギリスでは、1日の新規感染者が12万人近くになり、感染拡大に歯止めがきかない状態が続いている。

イギリスで23日に発表された新規感染者は、過去最多となる11万9,789人で、初めて10万人を超えた前の日を1万人以上上回った。

イギリス政府はまた、オミクロン株についてのこれまでの調査結果を公表し、入院リスクはデルタ株より50%から70%低いものの、入院患者が増加していると警告。

また、オミクロン株に対するワクチンの発症予防効果は、追加接種の10週間後には、15%から25%低下すると明らかにした。

ロンドンに住む30代の女性は、FNNの取材に対し、追加接種の10日後に、当局からの連絡で検査を受けたところ、陽性だったという。

ロンドン在住女性(34)「あり得ないと思った。ワクチン未接種の友達には、すぐに自分から離れるように言った」

女性が、オミクロン株に感染したかはわかっていないが、症状は嗅覚の異常と鼻水程度ということで、自宅で隔離生活を続けている。

[価値半分になったトルコリラ インフレ率は20%超、市民生活を直撃]という報道

 


価値半分になったトルコリラ インフレ率は20%超、市民生活を直撃

朝日新聞 2021/12/24

トルコで通貨リラの急落に端を発した、経済の混乱が広がっている。対ドルで最安値を更新し、一時は1年前に比べて価値が半分に。大統領は預金保護という異例の政策を持ち出したが、政府発表のインフレ率は20%を超え、市民生活は圧迫されるばかりだ。一方、リラ安を受け、国境の街には変化が起きている。

■「家賃と光熱費を払ったら残らない」

「簡潔に話をしてあげる。何でもかんでも高くなって苦しいのよ!」

最大都市イスタンブールの青果市場。高齢の女性が私に向かって声を張り上げた。以前は200リラ(約1950円)も使えば満杯になった買い物用の手押し車だが、最近は同じ金額だと半分ほどしか埋まらないという。

野菜や果物を買いに来た主婦ディレキ・シェンさん(42)は外食をやめ、楽しみだった週3回ほどの友人とのカフェ通いも1回に我慢している。最近は家計の支出が翻訳業の夫の収入を上回ることもあり、「パートの仕事を探しています」。

月額2700リラ(約2万6千円)の年金で妻と暮らすミタット・カラオールさん(74)は、「外国には旅行を楽しむ年金生活者もいるのに、トルコでは家賃と光熱費を払ったら残らない」とあきらめ顔だ。

この市場の店主らによると、今のところはスーパーなどに比べて値上げはできるだけ抑えている。だが、輸送費や買い物袋のコストがかさむうえ、客の財布のひもが固くなって利益が出なくなっている。年明けからは大きく値上げする見込みだという。

リラは9月からじりじりと下がりはじめ、11月に入って急落。12月20日には1ドルが18リラを超え、年初と比べて5割以上も下がった。

リラ安は輸入コストの上昇、そして物価高を招いた。公式統計では11月の消費者物価の上昇率は半年前から5ポイント近く上がり21%を超えたが、民間機関の調べではそれをはるかに上回る。

また、トルコは元々エネルギーのほとんどを輸入に頼っているため、原油高も重なってガソリンやガスの価格に跳ね返っている。

市民生活が苦しくなる中、主食のパンを市場より安く売る公営の販売所にも人が集まる。250グラムのパンは、民間より2リラ以上安い1・25リラ。3日分のパンを買った自営業セラハッティン・デデオールさん(62)は、最近は客が多くて20分ほど並ぶこともあると話す。家業のプラスチック製品の製造は、輸入する原材料費が高騰。「困り果てている。政府に真っ当な経済政策がないのが問題だ」と憤った。

中央銀行は今月、5度にわたって為替介入を実施した。政府は16日、来年の最低賃金を50%引き上げると発表。

エルドアン大統領は、「我々は賃金引き上げにより、物価高騰で労働者の生活が立ちゆかなくなるのを許さないという決意を見せた」と発言。「我々はできるだけ早くこれらの問題に打ち勝つ」と述べた。

[オミクロン株で欠勤が急増 フランスで経済麻痺の恐れ]という報道

 


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オミクロン株で欠勤が急増 仏で経済麻痺の恐れ

テレ朝news 2021/12/24

フランスで、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、隔離される人が急増することで経済が麻痺する恐れが指摘されています。

フランスの新規感染者は23日、9万1608人と過去最悪を記録しました。

パリでは過去1週間で市民の100人に1人が新たに感染した計算だということです。

地元メディアによりますと、政府の諮問機関は来月にはさらに感染が広がり、濃厚接触者を含め仕事を休む人が増加し、スーパーや交通、病院など社会が混乱する恐れがあると警告しました。

症状の度合いを考慮し、隔離措置について考え直す必要性にも言及しました。

フランスではオミクロン株の場合、濃厚接触者は最短でも7日間、隔離する必要があります。

アメリカ政府、メルク社のコロナ飲み薬「モルヌピラビル」の緊急使用を許可

 

[参考記事] 米メルクのコロナ経口薬「モルヌピラビル」がヒトDNAに突然変異を起こし、胎児に先天性欠損症を引き起こす、あるいは大人にガンを引き起こす可能性を米ノースカロライナ大学が論文で発表 (In Deep)


米、メルクのコロナ飲み薬許可

共同 2021/12/24

米食品医薬品局(FDA)は23日、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」の緊急使用を許可した。前日に許可したファイザー製の「パクスロビド」が偽薬と比べて重症化を9割減らす効果を示したのに対し、モルヌピラビルは3割と低く、「他の治療手段がない患者に使う」と限定した。

また、骨や軟骨の成長に影響する可能性があるとして、17歳以下の子どもは除外した。胎児への影響も懸念し、妊娠中の使用は推奨しないとした。対象患者は軽度から中程度の症状がある成人で、発症から5日以内に服用を始め、入院や死亡の回避を狙う。