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手洗いもうがいもマスクも含めて「何の予防措置もしない」ほうがインフルエンザに「かかりにくい」という花王の研究結果

 

記事は 2020年1月のもので「あなたを守る「上気道バリア機能」の秘密(前編)にあります。長い記事ですが、以下のグラフで十分にわかります。特に、空気清浄機と加湿器は「使わないほうが格段にいい」ことがわかります。

それほどの差ではないですが、いずれにしても「積極的に何もしない」のが、多くの感染症に有効だと思っています。

かかったのなら(インフルエンザの場合)、特別に薬の服用はしない、受診はできるだけ避けるというのも重要なはずです。



イタリアの新たなコロナ死者数、入院者数が、過去9ヵ月で最多に

 

死者数は 6週間連続で増加しています。

2023年4月5日〜12月13日のコロナ死者数の週毎の推移

Antonio Caramia

 

入院者数は、過去 5週間で 2倍以上の増加を示しています。

2023年4月5日〜12月13日のコロナ入院者数の推移

Antonio Caramia




アメリカの新たなコロナワクチン接種率が思っていたより高いような

 

もうアメリカでは全然打つ人なんていないのかと思っていましたが、少ないとはいえ、ある程度はいるのですね。妊娠中の女性もそれなりに打ってますね。

以下は、CDC のデータからです。

米国の最新のコロナワクチン接種率(12月2日の時点)

・6か月~17歳の小児 7.7%( 6か月~ 4歳の 2.8%を含む)

・18歳以上の成人 17.2%

・妊娠中の女性 9.6%

 

米国の最新のインフルエンザワクチン接種率

・ 6か月~17歳 35.9%

・ 18 歳以上 36.1%

・ 65 歳以上 58.6%

・妊娠中の女性 33.6%

CDC




認知症があっという間に進み、それを急速に元に戻すことができた介護士さんのXへの投稿

 

たった2週間で認知症が劇的に進行した方の話ですが、そのことも驚きですが、それをまた元に戻すことができたという介護スタッフさんたちの努力がすごい。

認知症でこんなに急激に回復することがあるのですね。いろいろと参考になるお話だと思いました。


介護士さんの X への投稿より

@tattsun_cw

「えっ?2週間でこんなに認知症って進んじゃうの?」

D子さんのあまりの変貌ぶりに、
ぼくたち職員は驚きを隠せなかった…

90代のD子さんは、軽度の認知症はあるものの、
”なんで施設に入居されたんだろ?”って、
思うくらいしっかりされたかただった。

朝はご自分で化粧をしてお部屋から出てこられ、

テーブルを拭いたり、他の入居者さんにおしぼりを配ってくれたりと、職員の手伝いをしてくださる。

新聞広告を折りたたんで、『使い捨てゴミ箱』を作るのが得意。

そんなD子さんなので、他の入居者さんとは会話が噛みあわず、職員と笑って過ごすことのほうが多かった。

そんなD子さんが、急に体調を崩して入院されることになった。

さいわいにも、2週間ほどで退院してこられるとのことで、ぼくたちは安心したのだが、実際、戻ってこられたD子さんの、あまりの変わりようにかなりのショックを受けた…

杖をついて歩いておられたのが車椅子になり、
職員のことを1人も覚えておらず、

トイレの場所や職員を呼ぶナースコールを認識できない。

これまで普通にご自分で用を足しておられたのに、当たり前のように失禁してズボンを濡らし、オムツの中に出てしまったウンチを手でいじり、布団で拭いてしまう…

D子さん担当の職員さんとフロアの主任さん、ケアマネさん、リハビリさん、看護師さん、栄養士さんらが集まって、カンファレンスが実施された。

”一気に進んでしまった認知症に対してどのように関わるのがD子さんにとって一番いいか?” が、テーマだったが、

主任さんが、
「たった2週間なら、まだ間に合うんじゃないですかね?」と発言し、みんなの心にスイッチが入った。

”また元のD子さんに戻ってほしい” という強い想いを、みんなが共有した。

以前にやって頂いていた職員のお手伝いもほとんどできなくなっていたが、それでもご自分のことだけでもやって頂くことになった。

D子さんが座っているところだけテーブルを拭いて頂く、ご自分の洗濯物をたたんで頂く、おしぼりとして使うタオルをクルクル巻いて頂く。

何かできれば、そのつどぼくたち職員は、
「ありがとうございますっ!」「めっちゃ助かりますっ!」
と大げさにお礼を伝えた。

それを続けていると、じょじょに認知症が改善し、2ヶ月ほどで入院前とほとんど変わらない状態にまで戻られたのである。

この時の職員みんなの喜びようはヤバかった。
パリピ。みんなパリピだった。

少し時間はかかったが、その回復ぶりにもほんとに驚かされた。

「普通にちゃんとしようとしてるのにうまくやれないんよ。変やな変やな、って思いながら、変なことをしちゃうんよ。自分でもなんか不思議な感覚やったわ」

劇的な回復を果たしたあとの、D子さんのこの生々しい声は、その後のぼくの、『認知症のかたへの関わりかた』にめちゃくちゃ大きな影響を与えてくれています。

「米国のミレニアル世代の女性は現在、第二次世界大戦以降のどの世代よりも 20代後半から 30代前半で死亡する可能性が高い」という報道

 

報道にあるミレニアム世代というのは、1981年から1999年に生まれた世代です。そういう方々が「 30代前半までに死亡する確率が、それより上の他の世代より高くなっている」ということのようです。


報告書によると、米国のミレニアル世代の女性は現在、第二次世界大戦以降のどの世代よりも 20代後半から 30代前半で死亡する可能性が高い

businessinsider.com 2023/12/12

US millennial women are now more likely to die in their late 20s and early 30s than any generation since the World War II era: report

何十年にもわたって、米国の若い女性は世代を重ねるごとに健康と安全が急激に進歩してきたが、ミレニアル世代ではその勢いが逆転している。

ワシントン DC に本拠を置く非営利団体人口参照局が 11月 30日に発表した、アメリカ人の各世代の 25 歳から 34 歳までの女性の幸福度の報告書は、そのことを示している。

その結果、1981年から 1999年の間に生まれた女性(広くミレニアル世代に分類される)は、若い成人期を過ごす中でサイレント世代以来初めて幸福度が低下していることが判明した。

今日の女性は、過去 3世代のどの時点よりも 20代後半から 30代前半の間に死亡する可能性が高くなっている」と報告書は述べている。

妊産婦死亡率、自殺率、殺人率が急上昇

報告書によると、25~ 34歳の女性の妊産婦死亡率の驚くべき増加と並行して死亡率も上昇しており、ミレニアル世代の出生 10万人のうち 30.4人が妊娠合併症で死亡しているという。

これと比較すると、サイレント世代(第二次世界大戦中および第二次世界大戦前に生まれた女性)の出生 10万人当たりの死亡数は 21人、団塊の世代では 7.5人、X世代 (※ 1960年生まれから 1979年に生まれた世代)では 25歳から 34歳の時点で 9.2人だ。

報告書は、急増の一部は近年のデータ収集の改善による可能性があることを認めている。しかし、米国のすべての州が 2019年に新しいデータシステムを導入した後、妊娠死亡が急増し続けたことも指摘した。

また、ミレニアル世代の女性は前世紀で初めて自殺率の上昇を経験しており、25歳から 34歳の女性 10万人のうち 7人が自殺していると報告書は述べている。

一方、団塊の世代とX世代の女性は、25歳から 34歳の時点で、女性 10万人当たりそれぞれ 6人と 4.4人の自殺者がいた。

ミレニアル世代の白人女性の自殺率は減少したが、若い黒人、アメリカ先住民、アラスカ先住民、混血、ヒスパニック系女性の自殺率は増加した。他の民族の女性に関する統計は特に示されていない。

PRB によると、ミレニアル世代女性の殺人率は、25~ 34歳の女性 10万人当たり 4.5件に上昇したが、同年齢の X世代女性は 4.3件だった。

実際、PRB が最後に指標を発表した 2017年には、若い女性の暴力による死亡者数は 10万人当たり 3.3人まで減少した。しかし、報告書によると、統計によると、この 6年間でその割合は急速に膨れ上がり、X世代の割合を超えたという。

自殺と同様に、有色人種の若い女性の間で殺人率が高いと報告書は述べている。 LGBTQ+の個人も、はるかに高い割合で標的にされることが多いと付け加えた。

全体的な増加の要因には、家庭内暴力率を増加させた新型コロナウイルス感染症のパンデミックと、最近の銃暴力事件の急増が含まれると報告書は述べています。

報告書は、殺人は現在、妊娠中および産後の女性の主な死因でもあり、一般的な妊産婦の死亡原因よりも多いと指摘している。

研究アナリストのサラ・スライグレー氏率いる報告書の著者らはこう書いた。

「悲しいことに、私たちが最近の世代で当たり前だと思ってきた世代の進歩の物語は、もはやミレニアル世代と Z世代の女性にとって保証ではない」