日本の新発10年国債の取引が初めて3日連続で売買未成立

 


新発10年国債が売買未成立、3営業日連続は99年3月以来初=日本相互証券

ロイター 2022/10/11

東京円債市場で11日、長期金利の指標である新発10年国債の業者間取引(日本相互証券ベース)が、6日、7日に続いて成立しなかった。3営業日連続で売買未成立となるのは初めて。

今年9月20 – 21日に、1999年3月に新発10年物が指標銘柄となって以降初めて2営業日連続で売買未成立となっていた。

市場では「10年債は日銀の指し値オペで割高になっているとみる投資家が多いようだ。オペで日銀に売る以外の需要が乏しい。海外金利が低下しない限り、商いが成立しにくい状況が続く可能性がある」(国内証券の債券セールス担当)との声が出ている。