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硫黄島の海底火山噴火で「新しい島」が登場

この硫黄島って、以下の場所にありまして、このあたりの地質活動が活発になっているというのはどうも。こんな海域で大地震なんかがあるようだと、もう…。

以下が噴火の様子です。


テレ朝ニュース


硫黄島沖合に新たな島形成 “噴火続けば島拡大も” 専門家

NHK 2023/11/04

小笠原諸島の硫黄島の沖合で10月に噴火が発生し、大量の岩石が積もって新たな島が形成されていることが東京大学地震研究所の観測で分かりました。専門家は海水が高温のマグマに直接触れる「『マグマ水蒸気爆発』が起きていて、噴火が続くかぎり、島は拡大する可能性がある」と指摘しています。

東京大学地震研究所の前野深 准教授が10月30日に硫黄島を上空から航空機で観測したところ、島から南に1キロほどの沖合で数分おきに岩石を含んだ黒い噴煙が高さ50メートル以上にわたって上がっているのを確認しました。

勢いよく吹き出した岩石は大きいものでは数メートルほどあり、海水に高温のマグマが直接触れることで起きる「マグマ水蒸気爆発」が起きているとみられるということです。

また、噴煙のすぐ北側には黒っぽい色をした、直径100メートルほどの丸い形をした新たな島が形成されているのも確認されました。

前野准教授によりますと、表面はごつごつした岩で覆われていて、噴火で噴き出した岩石が積もってできたとみられるということです。

新たな島に火口は確認されませんでしたが、周辺には軽石が浮いていたり海水が変色したりしていることからこの場所からマグマを噴出していると考えられ、前野准教授は少なくとも2か所で噴火が起きていると見られるとしています。

前野准教授は「この場所では過去にも噴火が起きているが、マグマが関与して島を形成するほど噴火活動が活発になったのは久しぶりだ」としたうえで「今月に入っても島が拡大しているという情報もある。噴火が続くかぎり島はさらに大きくなる可能性がある」と指摘しています。



もうじき「土星の輪がなくなる」模様

 

これは、土星の輪そのものが消えるということではなく、土星の輪の厚さは「数メートル」しかなく、そのため、地球から完全に真横になる時には、「細すぎて」観測できなくなるのです。以下の記事にあります。

(参考記事)「完全な形姿と完全な秩序をもった土星の環が崩壊していく予兆? NASAの探査衛星カッシーニがとらえた不可思議な光景
In Deep 2016年6月15日


土星の輪は消えつつあり、2025年には地球から見えなくなる

FOX7 2023/11/06

Saturn’s rings are disappearing, will be invisible from Earth in 2025

土星の多くの輪は消えつつあり、2025 年には、少なくとも一時的に、地球からは輪が見えなくなるだろう。

NASA によると、土星の環系は地表から最大 175,000マイル(約28万キロメール)まで伸びており、地球上の観測者にはっきりと見える。しかし、2025年には、巨大ガス惑星が地球と接する方向に傾き、巨大な環がほとんど目に見えない線に消えてしまう。

構造の幅が広いにもかかわらず、環の垂直高さは通常 30フィート(9メートル)だ。つまり、約 1 年ごとに土星を横から完全に見ると、環はほとんど見えなくなり、消滅したかのような錯覚を与える。

土星春分と呼ばれるこの天文現象が最後に起こったのは、2009年9月だった。欧州宇宙機関によると、次の春分は 2025年5月6日に起こると予想されている。

土星の傾きがさらに調整されると、リングは再び見えるようになり、地球上の天文学者たちは土星の南極を見ることができるようになる。

しかし、土星の輪は、科学者らを警戒させるほどの速度で実際にも消滅しつつある。

土星の輪の物質は重力によって地表に引っ張られており、輪は今後3億年以内に完全に消滅する可能性があるとNASAは 2018年に発表した。同局は当時、「土星は『最悪のシナリオ』の速度で環を失いつつある」と書いている。




ソフトバンクグループが出資する米ウィーワークが連邦破産法を申請

 

(参考記事)「地球規模のシステミック・メルトダウン」
In Deep 2023年3月12日


ソフトバンクグループ出資 米ウィーワークが経営破綻

NHK 2023/11/07

ソフトバンクグループが出資するアメリカのシェアオフィス大手、ウィーワークは、コロナ禍を背景としたオフィス利用の減少に伴って経営が悪化し、日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条の適用をアメリカの裁判所に申請して経営破綻しました。

会社は2010年の設立以来、日本を含む世界でシェアオフィスを展開し、日本のソフトバンクグループが出資していました。

しかし、コロナ禍を背景にオフィス需要が落ち込む中で利用が減少して会員の解約が相次ぎ、経営が悪化していました。

ことし8月、6月までの3か月間の決算を発表した際には、最終赤字となったことに加え、会社として事業を継続する能力に「重大な疑義がある」と明らかにしていました。

傘下の投資ファンドを通じて出資していたソフトバンクグループは、今回のウィーワークの経営破綻で業績に影響が出る可能性もあります。



アラブ首長国連邦が「ガザに野戦病院を設置する」と発表

 


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UAE、ガザに野戦病院を設置すると発表-国営通信

reuters.com 2023/11/07/span>

UAE says it will establish a field hospital in Gaza- state news agency

アラブ首長国連邦はガザ地区に設備の整った野戦病院を設立すると、国営通信社が 11月6日に報じた。

この構想についてイスラエルと合意があるかどうかは詳細には明らかにしなかった。

国営通信によると、野戦病院の設立と運営に必要な装備と必需品を積んだ航空機 5機が 6日にアブダビを出発し、エジプトのアル・アリシュ空港に向かっていた。



南アフリカ政府がイスラエルの外交官全員を召還し、事実上の国交断絶

(参考記事)南米諸国が、ボリビアに続き「イスラエルとの国交断絶」を準備
BDW 2023年11月2日


南アフリカが、ガザ戦争を巡るイスラエル外交ボイコットに参加

aljazeera.com 2023/11/06

South Africa joins diplomatic boycott of Israel over Gaza war

南アフリカ政府は、ガザ情勢に対する懸念を「示す」ためにイスラエルの外交官全員を召還すると発表した。

大統領府のクンブゾ・ンシャベニ閣僚は 11月6日、テルアビブの全外交職員は協議のためプレトリアに戻るよう呼び出されるが、さらなる詳細は明らかにしなかったと述べた。

ナレディ・パンドール外相はその後の記者会見で、「パレスチナ領土で子どもたちや無実の民間人が殺害され続けていることを非常に懸念しており、イスラエルによる対応の性質が集団的懲罰となっていると考えている」と語った。

「我々は、敵対行為の包括的な停止を求め続けると同時に、南アフリカの懸念を示すことが重要だと感じた」

10月7日にハマスの戦闘員が国境を越えてイスラエルに前例のない攻撃を開始して以来、ガザ地区では 1か月間戦闘が激化している。

ハマスが 240人以上を人質に取った攻撃以来、イスラエルでは 1400人以上が死亡し、そのほとんどが民間人だった。

これに応じて、イスラエルはガザを容赦なく砲撃し、地上軍を派遣した。ハマスが運営するパレスチナ自治区の保健省は、1万人近くが殺害されたと発表した。死傷者は主に民間人で、数千人の子どもも含まれている。

イスラエルによるガザ爆撃継続への世界的な批判が高まる中、いくつかの国がイスラエル外交官を召還した。

NATO加盟国のトルコも 4日にこれを行い、ヨルダンやバーレーンといった同じイスラム国家に加わった。

いくつかの南米諸国も断交している。ボリビアは、ガザ地区での「不当な」攻撃を理由に、11月初めにイスラエルとの国交を断絶した最初の国となった。



ウクライナ上空に「真っ赤なオーロラ」が出現。地域的には異常といっていいほど珍しい現象

 

11月5日 ウクライナ上空

NeTojPrytula

赤も何も、ウクライナでオーロラが観測されること自体が異様なほど珍しいことですが、スペースウェザーによれば、今、G3(真ん中のレベル)の地磁気嵐が地球で発生中ですので、その影響なのかもしれません。

それにしても、こんな真っ赤なオーロラは本当に珍しいです。
まあ…不吉といえば、不吉ですね。

11月5日 ウクライナ上空

Пороблено

以下の記事に、ウクライナで撮影された赤いオーロラがまとめられています。

EUROMAIDAN




新華社が今から9ヵ月前にテスト作成していた「中国首相の李克強さんの死亡記事」

 

2023年2月3日(23が2つもある)の新華社通信のテスト記事

Jennifer Zeng

「中国共産党中央委員会、全国人民代表大会常務委員会、国務院、政協全国委員会訃報 李克強同志死去」

と書かれてあります。

下に並んでいる「测试」は「テスト」の意味で、テストテストテスト…という感じになりますでしょうか。

李克強さんは 1週間ほど前に急死された方です。

(報道)急死した李克強前首相の遺体、厳戒態勢の中で火葬…追悼の動きが政権への抗議に発展警戒 (読売新聞 2023/11/02)