バングラデシュの一部地域で洪水被害が過去120年で最悪に

 


バングラデシュ – 北の深刻な洪水は420万人に影響を及ぼし、90,000人を避難させる

floodlist 2022/06/21

Bangladesh – Severe Floods in North Affect 4.2 Million and Displace 90,000

バングラデシュの人道支援機関は、430万人以上が現在国の北東部の広い地域に影響を及ぼしている洪水にさらされていると報告している。

シレット管区の河川は、数週間で2度目の洪水に見舞われた。

ロイター通信によると、バングラデシュの災害管理局長官であるアティクル・ハケ氏は、「洪水は、シレット地域で122年間で最悪である」と述べ、次のように述べている。

シレット管区のスナムガンジ地区とシレット地区の広い地域が水没しています。道路の損傷により、Sunamganj は国の他の地域から切り離されました。シレット地区への道路リンクも損傷を受けており、鉄道の運行が停止されています。政府は、捜索救助活動を実施するために陸軍、海軍、沿岸警備隊のチームを配置しました。その他の影響を受ける地区は、ハビガンジ、ブラーマンバーリア、マウルビバザール、ネトラコタ、キショレガンジュです。

災害管理救援省は、9万人以上がシレット地区とスナムガンジ地区の650の救援センターに避難したと報告した。

バングラデシュとインドの近隣地域の河川流域での大雨により、河川が上昇した。これは、わずか数週間の間に、シレット管区で2番目の深刻な洪水事象だ。バングラデシュの洪水予測警告センターは、スルマ川とクシヤラ川が少なくとも5か所で危険マークを上回っていると報告している。

スリランカ国民の政府支持率が「3パーセント」に

 


スリランカのインフレ率は1954年以来初めて50%を超え、政府の支持率は3%

Yahoo! 2022/07/01

経済危機で苦しんでいるスリランカ。政治腐敗や政治的失策にはじまり、そこにコロナパンダミック、さらにはロシアによるウクライナ侵攻が重なったことが原因であるが、この国にとって未だに出口が見えない状況が続いている。そんな中、スリランカの現状を数値的に表すデータが発表された。

一つ目は、スリランカ中央銀行によるインフレ率についてだ。スリランカのインフレ率は、2022年5月の39.1%から同年6月には54.6%に上昇した。スリランカのインフレ率が、50%を超えたのは1954年以来初めてのことになる。

スリランカ中央銀行によると、この前年比インフレ率の上昇は、食品と非食品の双方で月ごとに上昇したことが要因であると説明している。

食品インフレ率は前年比で2022年5月の57.4%から同年6月には80.1%に上昇し、非食品インフレ率は前年比で2022年5月の30.6%から同年6月には42.4%に増加となっている。特に燃料不足が深刻で、老若男女問わずあらゆる年齢層の日常生活におよび教育や生産活動に多大な影響を与えている。

二つ目は、スリランカ独立系調査会社(ベリテリサーチ)による2022年6月の「世論調査」の結果だ。6月に実施されたこの調査は、1月に続き第2弾であり内容としては政府、国、経済に関する国民の支持率、満足度、信頼度を評価したものである。

これによると「現政府の働き方に賛成ですか、反対ですか」という質問に対して、賛成と答えたのはわずか3%だった。今年の1月にはこの評価は10%であった。

次に「一般的に、スリランカの現状に満足していますか、不満ですか」という質問に対して、「満足している」と回答したのはわずか2%でこの評価は、今年の1月には6%であった。

さらに経済の状態と軌道に関する複数選択式の質問により、経済的信頼感のスコアが算出されマイナス96点となり、この評価は、今年1月時点ではマイナス83であった。

上記のデータは、スリランカ国民の生活の現状、さらには同国の経済や政治に対する国民感情を現状を把握する上で貴重な情報であると言えよう。

大阪と埼玉で「数十年に一度の開花」といわれるリュウゼツランが開花。どちらも2年連続

 


大阪

数十年に1度、アオノリュウゼツランが開花へ 河内長野・花の文化園

朝日新聞デジタル 2022/06/28

数十年に一度だけ花を咲かせるとされるアオノリュウゼツランが、大阪府立花の文化園(大阪府河内長野市高向)で7月下旬に開花する見通しになった。8月中旬まで咲き続けるという。同園では別の株が昨年開花しており、2年連続で花を楽しめることになりそうだ。

アオノリュウゼツランは開花までに最短30年ほどかかり、薄い黄色の花を一度咲かせると枯れてしまう。茎は開花までに10メートルまで伸びることもあるという。メキシコなどが原産で、現地の品種は酒のテキーラの原材料にもされる。

同園では昨年に1株が開花。今年は別の2株が開花する見込みで、茎はすでに8メートルほどの高さにまで伸びたという。担当者は「次に咲くのは数十年後かも。この機を逃さず、直接見てほしい」と話している。

 

埼玉

「リュウゼツラン」が2年連続で開花/埼玉県

テレ玉 2022/07/01

数十年に一度花が咲くと言われるリュウゼツランが、ふじみ野市の大学で開花の兆しを見せています。

ふじみ野市にキャンパスを置く文京学院大学では、大きく伸びた2本のリュウゼツランが開花の時を待っています。

葉の形が「龍の舌」に見えるということから名付けられたリュウゼツランは、メキシコ原産の多肉植物で数十年に一度花を咲かせる「奇跡の花」といわれています。

大学関係者によりますと、1998年ごろにこの場所に植えられたリュウゼツランは、20年以上経った去年の春ごろから茎の1本が急に伸び、去年7月およそ7メートルの茎に美しい黄色い花をつけました。

文京学院大学のリュウゼツランは、7月30日まで一般公開される予定です。

アメリカで「1週間で2社のペース」で日刊紙が廃刊

 


米国で日刊紙が激減 1週間で2社が廃刊 地方ニュースの“過疎地”が増加

スポニチ 2022/07/01

基本的に地方紙しか存在していない米国内の日刊紙が、電子メディアの普及の影響で、1週間に2社のペースで廃刊に追い込まれていることが明らかになった。

AP通信が、ノースウエスタン大(イリノイ州シカゴ)のジャーナリズム・スクールの情報として伝えているもので、2005年に8891社あった地方紙は今年の5月末までに6377社にまで減少。2019年末以降だけで360社が消滅し、2006年に7万5000人いた記者の数は、半分以下の3万1000人になったとしている。

この間の業界全体としての収益も500億ドル(約6兆8000億円)から210億ドル(2兆8560億円)に縮小。日刊紙の大手100社のうち、40社が少なくとも週1回以上、電子版だけにしている実情も明らかになった。

この結果、地方ニュースの届かない“情報過疎地”が増加。国民全体の2割に相当する7000万人が、地方紙がひとつか、もしくは皆無の状態で日々の生活を送っていると報じられている。また信頼できる情報を伝える地方紙の届かないエリアでは貧困、高齢化、教育水準の低下が見られるという結果も公表された。

岐阜で樹齢170年の「守り神の木」が倒れる

(※) この報道でちょっと興味深かったのは、

> 1852年に1代目が枯れた後に今回倒れた2代目が植えられ…

という部分で、この1852年って「ペリーが黒船でアメリカから出航した年」なんですよね。翌年、日本に到着します。

先日は、鳥取県でもご神木で火災が起きていました。

(参考報道) 鳥取県の神社の境内にある「樹齢1000年以上のご神木」に落雷、炎上 (2022/06/28)


樹齢170年の守り神「御薗の榎」倒れる 幹が腐食し空洞化、岐阜市史跡

岐阜新聞 2022/07/01

岐阜市は30日、織田信長が保護した「楽市場」の場所を伝える同市若宮町の市指定史跡「御薗(みその)の榎(えのき)」が、根元から2・5メートルの高さで倒れたと発表した。

樹齢は推定170年で、「幹内部の腐食による空洞化が原因」とした。幹の空洞化でさらなる倒木の恐れがあるため、根元から1メートルの高さで伐採した。

エノキは樹高10~15メートル、幹の太さは高さ1メートルの箇所で直径1メートル。橿森神社の前にある。1957年に史跡の指定を受けた。

車道側に倒れ、けが人や周辺の民家への影響はなかったという。業者が、害虫駆除と枝切りで年2回、木の状態を確認していた。最近、幹の腐食がひどくなったため、29日に樹木の専門家らと処置を話し合ったという。

市の担当者と現場を訪れた岐阜大社会システム経営学環教授の肥後睦輝さんは「根元から高さ3メートルにかけて内部が腐り空洞化していた。幹の表面の厚さ約10センチの部分で木全体を支えている状態だった」と説明。

ここ数日の猛暑の影響については「木の生育に環境が関係してくるのは年単位なので、暑さの影響はゼロパーセントと言っていい。樹齢が進んだ木は、雨水から菌が侵入するなどして空洞化していくもの」と語った。

エノキは楽市場の入り口に、市を守る神として植えられていたと伝わる。1852年に1代目が枯れた後に今回倒れた2代目が植えられ、明治初期に数百メートル離れた現在地に移植された。

台湾の2021年の死亡者数が前年比1万人増

 

[参考記事] 全国民の90%がワクチンを接種している台湾で「1年前との比較で出生率が23%減少」という通常ではあり得ない衝撃的な報告… (In Deep 2022/06/28)


2021年の死亡数18万4172人 前年比増も新型コロナとの関連性低い/台湾

フォーカス台湾 2022/06/30

衛生福利部(保健省)は30日、国民の死因に関する2021年の統計を発表した。死亡数は18万4172人で前年より1万1105人多くなったが、新型コロナウイルスの流行との関連性は低いとする見方を示した。

同部統計処の劉訓蓉副処長は、死亡数の増加について、高齢化と同年1月に気温の低い日が多かったことが原因だと説明した。ただ、コロナ禍で社会活動が大幅に減少し、交通事故による死者は3032人となり、前年比85人減となったと明かした。

死因別ではがんが5万1656人で最も多く、心臓疾患が2万1852人、肺炎が1万3549人と続いた。これに加え、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、不慮の事故、慢性下気道疾患、腎炎・ネフローゼ症候群・腎病変、慢性肝炎・肝硬変を含めた十大死因による死亡数は14万1123人で、全体の76.6%を占めた。がんが死因のトップとなるのは1982年以降40年連続。

65歳以上の死亡数は全体の93%を占めた。この世代の人口は最近5年間で毎年約16万〜17万人増えており、死者も増加したとみられる。

中国江西省で666台のドローンが光のショーを展開

 


滕王閣でドローン666台の光のショー 江西省南昌

人民網 2022/06/18

6月16日、江西省南昌市東湖区の滕王閣景勝地で、ドローン666台が織りなすきらびやかな光のショーが行なわれ、極めて現代的なテクノロジー感あふれる手段により、夏の夜を大いに盛り上げた。

ドローンは夜空を飛び回り、集まってはいろいろな図柄や文字を描き出し、ライトアップされた滕王閣の優美な姿と引き立て合っって、素晴らしい眺めを作り出した。

このイベントは文化観光消費イベント「ワン・ナイト・イン・東湖」の一環で、東湖区の夜の消費を活性化し、区内の商業施設の営業再開をサポートし、夜の東湖の文化観光消費圏のムードを盛り上げることが狙いだ。中国新聞網が伝えた。