アフリカのコロナワクチン接種率とその結果

 

アフリカのコロナワクチン接種率、まだ3.5%未満=アフリカCDC

ロイター 2021/09/15

アフリカ疾病予防管理センター(CDC)のジョン・ケンガソン所長は14日の記者会見で、アフリカ大陸での新型コロナウイルスワクチン接種率がまだ3.5%未満にとどまっており、公式目標の60%にまったく及んでいないと述べた。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はこの会見で、アフリカ大陸が「世界から取り残されようとしている」と指摘。これが続く限り、コロナウイルスは世界を巡り拡散し続けることになると訴えた。

(※) さて、そのワクチン接種率の低いアフリカの感染の状況は……。アメリカと比べてみました。人口100万人あたりの感染確認数の推移です。


ourworldindata.org

尾身会長曰く「落ち着くには2、3年プラスかかる」

 

新型コロナ、落ち着くには「2、3年プラスかかる」 尾身氏が答弁

朝日新聞 2021/09/15

政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は15日の衆院厚生労働委員会で、新型コロナの感染について「一生懸命ワクチンを接種してもゼロにすることはできない。ウイルスとの闘いは続く」と指摘した。その期間については「正確には神のみぞ知ることだが、2、3年プラスかかると思う」と述べた。

立憲民主党の尾辻かな子議員への答弁。数年経てば、新型コロナを季節性インフルエンザのような扱いにできる可能性があるとした。ワクチンや治療薬が普及すれば「ずいぶん社会の不安感はなくなると思う」とも述べた。

また、立憲民主党の長妻昭議員から改めて感染が拡大する「第6波」の可能性を問われ、尾身氏は「ワクチンで逆に安心感が出てきて、感染対策を緩めると結果的に感染拡大する」と指摘。「緩むことが、冬の感染拡大の一番のリスク」と述べた。

すでに「塾の禁止」を発表している中国政府が、オンラインでの家庭教師も禁止

 

中国、オンラインなどでの家庭教師を禁止

ロイター 2021/09/08

中国教育省は8日、家庭教師の個別学習指導について、インスタントメッセージやライブストリーミングを利用したオンライン指導や、住居やホテルなど未登録の場所での授業を禁止すると発表した。

政府は今年、営利目的の塾などでの学習指導を禁止した。出生率上昇に向け、子や親への圧力緩和が目的とされている。

高学歴を目指す競争で親の間では家庭教師が人気となったが、政府は出生率引き上げに向け子育て費用の押し下げを図っている。

今週の報道によると、親と家庭教師がなんとか規制を回避しようとしており、一部の業者は住み込みの家庭教師の月給を最大3万元(4650ドル)と広告した。

教育省は「一部では家庭教師による個別指導は『地下に潜ったり』、規制回避のために『別の服』を着ている」と批判。

「これが政策に影響を与えた」と説明した。

学校の教科の個別指導を行う校外センターは、許可や場所の登録、資格のある教師の雇用が必要になるという。

インドの研究で、コロナワクチンが1回目接種から4カ月以内に抗体量が大幅に減少していることが見出される

 

コロナワクチン、1回目接種から4カ月以内に抗体量大幅減=印研究

ロイター 2021/09/15

インドの公的研究機関は、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した国内の医療従事者614人を対象とする研究で、1回目の接種から4カ月以内に抗体量が「大幅に」減少する結果が示されたと発表した。

研究結果は、インド政府がワクチンの追加接種(ブースター接種)を行うかどうかを判断する際の材料となる可能性がある。

研究を実施したインド東部の都市、ブバネーシュワルを拠点とする「地域医学研究センター」のサンガミトラ・パティ所長は、抗体が弱まっても、記憶細胞が防御機能を働かせる可能性があるため、コロナ感染症への抵抗力を失うことを必ずしも意味しないと指摘。

パティ氏はロイターに「ブースターが必要かどうかや、いつ必要になるかについては、今から6カ月後により明確なことを言えるようになるだろう」と述べ、インド全域のデータを得るために異なる地域での研究を呼び掛けた。

韓国で、アストラゼネカ社の2回目接種後、人工肛門手術に至ったという訴え

 

「アストラゼネカの2次接種で人工肛門を設けることになった父…接種勧めたこと後悔」 看護師である娘の訴え=韓国

中央日報 2021/09/15

父親がアストラゼネカ(AZ)社の新型コロナウイルス感染症ワクチン2次接種後、人工肛門を付ける大手術を受けることになったので助けてほしいとする看護師が政府に実情を訴えた。

13日、青瓦台(大統領府)ホームページ国民請願掲示板には「私の父がワクチン接種後、人工肛門を作る手術を受けて集中治療室に入院中です」というタイトルの文章が投稿された。

請願者のAさんは自身を釜山のある総合病院に勤務中の看護師だと紹介した。

Aさんによると、Aさんの父親は5月27日、昌寧のある病院でアストラゼネカ1次接種を終えた。その後、先月13日に昌寧保健所で2次接種を受けた。接種から18日後の31日夜、Aさんの父親は激しい腹痛と血便、下痢の症状を示した。Aさんは「1次接種をした病院に行ったが、釜山の大学病院に夜明けに緊急移送され、腹部CTを撮影して入院した」と説明した。

Aさんによると、救急室ではAさんの父親の腸が腫れていて「食道潰瘍」と診断した。Aさんは「5日に酸素飽和度が落ちて呼吸困難になり、内科集中治療室に移されて人工呼吸器を付けた。翌6日、CT検査後に肺浮腫の所見があり24時間の透析までしたが、9日には結腸内視鏡を通じて虚血性結腸炎を診断を受けて応急手術を受けた」と説明した。

Aさんは父親が「普段、特別な家族歴や基底疾患、よくある血圧、糖尿もなく健康だった」としながら、2カ月前の大腸内視鏡でも大腸ポリープを取って軽微な胃炎以外には特別な異常所見はなかったと説明した。しかし、この日Aさんの父親は応急手術で大腸15~20センチを切除して人工肛門を設ける手術を受けた。

Aさんは「大学病院集中治療室に入院してまだ人工呼吸器を付けたまま目覚めることができず横になっている」と父親の現状を伝えた。あわせてAさんは「私と妹は無事にワクチン接種を終えたので両親にもワクチン接種を進めたが、今は心の底から後悔している」とした。

Aさんは「メディアの報道を見てワクチン後遺症は私とははるか縁遠いものだと考えていた」としながら「医療関係者である私でさえ政府を信じ、今でもワクチンを接種している。現在ワクチン接種を受けるよう勧めていてコロナの状況が良くなるだろうと考えるが、このように多くの人々に異常反応が続出しているのに、まだ、異常反応に対する受付などのような手続きも、またいかなる整備もされていない」と指摘した。

Aさんは「手術を受ける前、すでに病院費の支払いだけで800万ウォン(約75万円)に達する」とし「病気もせず幸せに健康でいたくて打ったワクチンが私たちの家族の幸福を破壊している。まだ父が起きあがれず、とても恐くて不安」と書いた。最後にAさんは「どうか私の父を助けてほしい。父の無念を晴らしてほしい」と訴えた。

この請願は14日午後9時現在、2840人が同意した。

韓国で「アストラゼネカとファイザーの交差接種後、3日間、鼻血が止まらない」というネット報告

 

「アストラゼネカとファイザーの交差接種後、鼻血が止まらない」=韓国

wowkorea.jp 2021/09/15

アストラゼネカとファイザーワクチンを交差接種した韓国のネットユーザーが「3日目鼻血が止まらない」と副作用を訴えて注目を集めている。防疫当局は、今年第3四半期接種計画を策定し、アストラゼネカとファイザーワクチンの交差接種を可能にしている。

15日、オンラインコミュニティであるYGOSUによると、12日、「ファイザー2次接種の感想」というタイトルの記事が上がってきた。

この記事の作成者は、「なんだこれは。何日も鼻血が信じられないほど出てくる。寝ていても止まらない」と伝えた。

これと共に公開された写真には、ベッドのマット上の鼻血がついたクッションとティッシュなどが映っている。

これを見たネットユーザーたちからは「早く病院行け」「すぐに血液検査を」「何日も鼻血が止まらないのになんで病院に行かないのか」など心配しているのコメントが相次いだ。

この作成者は、コメントを介して「1次にアストラゼネカワクチンを接種した」とし「5日間は辛かった。熱が40度を超えて呼吸困難、頭痛、足のしびれなどで救急治療室に行った」と説明した。

また「2次はファイザーワクチンを交差接種で受けたが、10日から(3日目)鼻血が出ている。寝るとき横に寝ると枕に鼻血が流れる」とし「一応今鼻血は止まった。でも心臓がずきずき痛むから病院に行かなくては」と付け加えた。

南米チリで6歳以上の子どもに中国製新型コロナワクチン接種開始

 

チリ、6歳以上の子どもにも新型コロナワクチン接種開始

TBS NEWS 2021/09/15

南米チリで、6歳以上の子どもへの新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。

チリで13日、新たに6歳から11歳までの子どもに対して新型コロナのワクチン接種が始まりました。使用されるのは中国のシノバック社のワクチンだということです。

チリ保健省の高官は「チリの過去1年半の新型コロナ感染者のうち、18歳以下がおよそ12%を占めている」と話し、「若者にも感染リスクはある」と指摘。「病気を抱えた3歳以上の子どもへの接種が喫緊の課題」だとしています。

子どもへのワクチン接種をめぐっては、南米ではブラジルやウルグアイで12歳以上を対象にワクチン接種を実施しているほか、カリブ海のキューバでは、2歳以上の子どもに対し国産ワクチンの接種が始まっています。