ルイジアナ州が「WHOのような世界的組織に権限を持たせることを禁止する」法案を可決

 

いろいろなことが進んでいますから、こういうことを正式に宣言する州の存在は頼もしいです。以下は、「進んでいる」ことについての 2年前の記事です。

(参考記事)世界保健機構が「事実上の世界政府」に:新しいパンデミック条約によりWHOはあらゆる国家への健康規制を直接指示することができる組織へと肥大
In Deep 2022年5月29日


ルイジアナ州上院、WHOのような世界的組織は州内で何の権限も持たないと宣言する法案を可決

Epoch Times 2024/04/02

Louisiana Senate Passes Bill Declaring Global Entities Like WHO Will Have No Authority in Their State

ルイジアナ州上院は、世界保健機関のような国際機関が州内でいかなる権限を持つことも阻止する法案を全会一致で可決した。

ルイジアナ州上院は3月26日、上院法案133を 37対0の賛成多数で可決した。

この措置により、国際連合(UN)、世界保健機関(WHO)、世界経済フォーラム(WEF)などの国際機関が、ルイジアナ州では、いかなる権限を持つことも禁止されることになる

この法案はトーマス・プレスリー上院議員と共同提案者 2名、ヴァレリー・ホッジス上院議員とキャシー・エドモンストン下院議員によって 2月29日に提出された。

この法案はまた、州および地方自治体がこれらの組織によって発行された規則、規制、義務を執行することを禁止している。

法案は、「世界保健機関、国連、世界経済フォーラムのいかなる規則、規制、手数料、税金、政策、または委任も、ルイジアナ州またはいかなる機関、部門、理事会、委員会によって強制または実施されるものではない」としている。

 

WHOパンデミック協定

この法案の提出のタイミングは、米国を世界的なパンデミック計画に結びつけるというホワイトハウスの推進と一致する。

3月29日に国務省と保健福祉省が発表した共同声明は、パンデミックへの備えが初日から「バイデン政権にとっての優先事項」であり、パンデミックの終結に向けて全力を尽くしていることを明確にした。

世界的な WHO のパンデミック協定を締結し、それに応じて提案されている 2024年5月の期限までに国際保健規則を改訂するとしている。

米国は、WHO パンデミック協定の加盟 194か国を含む、WHO 加盟国 196か国すべての法的拘束力のある協定である国際保健規則 (IHR) の締約国だ。

国際保健規則はこれらの国に対し「潜在的な国際的な健康上の脅威について監視を実施」し、その結果を「適時に」 WHO に報告するよう求めている。

 WHO パンデミック協定の最新草案は 3月13日に発表された。

草案では国家主権について言及しているものの、次のパンデミックへの対応を計画する上で「国際的、地域的、地域を超えた協力、調整、世界的な連帯の重要性」の背後に国家主権を二の次の位置に追いやっているように見える。